須弥山ブログ 酒魂日記

2010年9月8日(水) 16:50

日本酒のススメ〜其の五十六(^δ^)b〜

新入荷日本酒須弥山



こんにちわ〜。
須弥山主米納です。




いよいよ今週末は“吉祥寺秋祭り”!!!!。
ま、一年で一番力の入る地元のイベントですね〜。

先週の5日の日曜日に予行練習&自主練兼ねて下北の例大祭にも参加してまいりました。

いや〜、例年より何が大きく違うかといえば、それはもうこの気候に他ありません。何せ、歩いているだけで汗が滝のように流れ落ちる訳ですから、それはそれはとても酒なんて飲む気になれません〜。もう只管スポーツドリンクを飲みまくっていました《≧Д≦》/。

吉祥寺秋祭りも、スポドリ呑んで、あ、いや飲んで熱中症に備えたいと思います。


皆さん是非是非お越し下さいね〜。
日曜日の夕方は南口商店街(祥南会)でエッサエッサ担いでいますので。







では,新入荷日本酒のご紹介ぃ〜。








先ずは遊穂
これで<ゆうほ>と読みます。

以前<ゆうほのゆうき>でご紹介済みの石川県鹿島郡中能登町の御祖酒造(みおやしゅぞう)さんの日本酒。


今回ご紹介するのは石川県産五百万石60%精米石川県産能登ひかり55%精米純米無濾過生原酒


能登ひかり!?、調べてみました。



酒魂日記一口メモ能登ひかり

新品種「能登ひかり」は大粒で腹白粒が出易いものの食味が良く, 強稈, 多収でいもち耐病性が強く, 搗精歩合が高いなど生産・流通両面にわたって長所が多く, 立地条件の悪い山間・山麓地帯向けの早生品種として今後の普及が期待されるものである。
どうやら食米のようです。








呑んでみました。






お〜、香り穏やか味わいシッカリ。その味を更にグッと引き締めるかのようなリズミカルな酸。余韻で呑み手の面倒を見つつキレていくエンディング。遊穂らしい味の展開健在ですね。

味のしっかりしたお料理、逆に酸っぱい酢の物なんかも合わせてみては?。








☆3.99!!!!。








次にご紹介するのは写楽
これで<しゃらく>と読みます。


福島県会津若松市にある宮泉銘醸株式会社さんの日本酒。


以前も写楽は紹介したと思うのですが更に詳しく調べてみましょう。



酒魂日記一口メモ宮泉銘醸株式会社

<宮泉銘醸株式会社>
酒名「宮泉」は中国の欧陽詢(おうようじゅん)の詩「九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせいめい)」と、当蔵も井戸が酒造りに最も適する灘の「宮水」に近い水質を示すことから名づけられました。

久成宮というのは唐時代の皇帝の離宮の名前であり、詩は
「貞観六年(632年)、かの有名な太宗皇帝がこの九成宮に避暑に出向き、皇后と一緒に散歩していた時のことです。城内の一角にかすかに湿り気があるのに気づき、皇帝が杖で突き刺したところ、まるで醴(あまざけ)のように美味しい泉が湧き出したのでありました。」
という内容です。

創業者の宮森啓治は、九成宮という離宮に湧き出た、あまざけの様に美味しい泉をイメージして名付けたのです。




更に、
「宮泉(みやいずみ)は、昭和29年に會津の老舗である花春酒造鰍ゥら分家創業しました。
 創業以来私たちが心がけているのは「酒造業は、消費者に満足される商
品を造るのが本来の責任」ということです。
 常にお客様の声に耳を傾け、お客様に満足していただけるような商品造りを続けております。(三代目宮森泰弘)

との事です。


<写楽>について
宮森家本家宮森文次郎商店の流れをくんだ東山酒造から、東山酒造廃業に伴って、会社の代表銘柄を復活するべく引き継いだ銘柄。(←多分合っていると思います^^;)

<純愛仕込>について
・會津にこだわった米、酒造り。
・酒のこと、酒質を上げることを常に考える。
・みんなにおいしく飲んでもらうためにはどうしたらよいか考える。
愛を込めて酒造りを行う。米を愛し、酒を愛し、人を愛する。
皆様に愛される酒を目指します。
これからも、自社努力を忘れることなく酒造業、
そして酒質向上に邁進していく所存であります。
ぜひ會津の酒をご賞味ください。(宮森義弘)


今回ご紹介するのは、会津産夢の香100%使用50%精米純米吟醸“なごしざけ”


ん!?、なごしざけ!?。
調べてみました。



酒魂日記一口メモなごしざけ
<なごしざけ>
宮泉酒造の考える「ひやおろし」とは、昔からのタンク貯蔵の生詰め酒である。
純愛仕込シリーズは全て瓶貯蔵ですので、ひと夏越した酒は「夏越し酒(なごしざけ)」。
(インターネット関連情報)







呑んでみました。




ほ〜、香り華やかだが味はタイトな筋肉質。比較的ドライに感じやすいかも。
味の広がりは無駄を削って最小限。ただ、水っぽくなる事無く味は詰まってます。お刺身からお椀物、果てはお肉に合わせてもいいかも。






☆3.37!!!!。












そして最後に、やまユ(正確にはヤマサのサの部分が“ユ”)。
ま、見ての通り<やまゆ>と読みます。

須弥山始まって以来の大手メーカーさん、秋田県秋田市の新政酒造株式会社

折角なんでちょっくら調べてみました。


酒魂日記一口メモ新政酒造株式会社

<新政酒造株式会社>
 嘉永5年(1852年)米問屋であった初代佐藤卯兵衛が創業(現在の社長佐藤卯兵衛氏が七代目)。
当時は「うへいの酒」、または屋号をとって「やまうの酒」として地元の人々に愛飲される。

 開蔵後まもなく明治維新が起きる。日本は幕府側と倒幕側とに真っ二つに。秋田県は県出身の国学者平田篤胤の影響もあって東北唯一の倒幕側に。佐藤卯兵衛も西郷隆盛の掲げる「新政厚徳」(“厚い徳を持って、新たな政<まつりごと>をおこなうべし”)という姿勢に熱い共感を憶え、「新政(しんせい)」という言葉を酒名にした。

 昭和になってから「あらまさ」と改銘。
 
 当時の5代目「卯兵衛」は秋田の気候風土のもとで酒造りを考案工夫し芳香醇味の酒を生出した。 この酒より培養した酵母が、所謂「協会6号酵母」であり、現存する市販酵母の中で最古の酵母である。

 今現在「7代目」も一部の吟醸酒を除き、「新政酵母」で仕込んでいる。低温でじっくり醗酵させる伝統の醸造方法によって、穏やかで澄みとおる香りを引き出し、芳醇な味わいを受け継いでいる。



ま、調べたらもっともっとあるのでこの辺で。



蔵にも行ってきました。

秋田県庁にも程なく近くかなり市街に位置した立地ですね。



今回ご紹介するのはそんな新政酒造の新展開ブランド<やまユ>

蔵元は代々創業者と同じ「佐藤卯兵衛」を名乗り、屋号でもある「やまウ(卯)」を冠した大吟醸シリーズが有りますが、この「やまユ」は専務であり次代蔵元「佐藤祐輔」(さとうゆうすけ)氏が中心となり造られた、今までの新政に囚われない、しかし新政のDNAをしっかりと受け継いだ『新生新政』の次世代ライン。

 余談だが、新政酒造さんでは『六号酵母』と『六號酵母』を“ごう”違いで使い分けているようで、『六号』は協会酵母>、『六號』は自社培養のものだそうです。さらに派生として『六號改』、『六號原株』、『廣島六號』、『岩野六號』などがあります。

何とも色々ロイロイある蔵元ですな。

今回ご紹介するのは、やまユシリーズの中から、ピンク色ラベルの桃やまユ
秋田県最古の県産酒造好適米・改良信交55%精米6号酵母使用純米吟醸


潔いラベル!!。



ん!?、改良信交。よく聞くが詳しく調べてみよう。



お、調度よく当の佐藤裕輔氏のブログ(http://ameblo.jp/yama-u-suke/)に“改良信交”について書いてあったのでそれをそのまま・・・・・・(¬。¬;)。

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<改良信交>
・・・私は、この米を相当気に入っていて、ばりばり契約栽培を拡大したいのですが、栽培できる手腕を持った方が少なく、難儀している次第です。

 なにぶん、背の高い稲なのですが、わざわざ原種に近い種子をいただいて栽培しているので、かなり背丈が伸びるタイプで、収穫が相当難しいのです。
ただ、難しいからこそ、いい米ができます。
 肥料を与えすぎると、すぐぶったおれるから、肥料を与えることができない。ひいては、必要最低限の肥料でスリムに育てるから、いい米になるのです。

と、話がずれましたが、
改良信交というのは、どういう米か?

名前がかっこいいんですが、意味がわかりにくいですね。字義通りにとらえると、どうやら「信交」という米を「改良」したのもののようです。
そう、この米は「信交190号」という米を、「改良」したものなのです。

「信交190号」というのは、「亀ノ尾」を父系統、母系統、どちらにも持っている、「亀ノ尾」の血の色が濃い品種です。別名を「たかね錦」。未だに新潟では人気があって、よく使われる米です。

 先日、お蔵を見学に行った「越の誉」さんでも、盛んに使っていて、印象的でした。新潟といえば「五百万石」ですが、「たかね錦」は、同じようなスッキリな印象ながら、ふくらみや、やわらかさを兼ね備えているようで、人気なのでしょう。

 このたかね錦、ずーっと昔は、五百万石と並んで新潟清酒を支える二大柱でしたが、ごたぶんに漏れず、育てにくいので、一時期は廃れてしまいました。

とはいえ、少量多品種の時代、いままた作付けは増えているようです。
「麒麟山」「想天坊」さんなんかもよくお使いのようで、滋賀ですが「不老泉」さんもこれで山廃を造っていますし、この特徴的な味わいを好む蔵も多いようです。


(ちなみに新潟の淡麗辛口を支えた「五百万石」という米について。
「五百万石」は、「たかね錦」とまったく同じ流れの亀ノ尾を主体とした系統に、「雄町」がベースの系統が交配されて産まれたものです。「たかね錦」とは親戚とも言えます。私はこの「五百万石」も大好きです。秋田ではあまり使われてはないですが、福禄寿さんの「隠れ彦べえ」というお酒は、五百万石の長所をうまく表現していますね。あれは大変おいしいので、よく買います。20〜30年ほど前、当蔵でも「五百万石」が、相当使われていたようです。
酒造組合にあった「秋田の酒蔵」という古い本を見ると、普通酒の麹などに、五百万石を使っていたとありました)


 話が飛びましたが、この「たかね錦」から、ふたつの有名な米ができたわけです。ひとつが「改良信交」、もうひとつが「美山錦」です。

 「改良信交」は、「たかね錦」を「二次選抜」(栽培特性/醸造特性の良いものを選択的に抽出する)して、育てやすいものを選んだ、というものです。 
ですから「改良信交」は「改良たかね錦」というか限りなく「たかね錦」に近いものです。

一時期、「改良信交」は秋田の酒米を席巻し、大吟醸などはほぼすべてこれで仕込まれていたようです(山田錦が手に入る蔵は少なかったでしょうから----)。
しかし、時代はくだり、「改良信交の味わいをそのままに、もっと育てやすいものを!」という声から、長野にて親の「たかね錦」に放射線を浴びせ、人工的に突然変異を起こし、丈の短い株を入手することに成功しました。ちょっと乱暴なやり方ですね。

これが「美山錦」。無理矢理、格段に、育てやすくなりましたが、けっこう味わいも変わってしまいました。まろやかさが薄れ、もっとすっきりな感じになったのです。
これは「美山錦」は、「改良信交」よりも、「亀ノ尾」の血が強く発現しているからではと思います。

 「美山錦」もいいんですが、私は「改良信交」の丸みが好きなんですね。というわけで、当蔵では、「美山」より「改信」に力を入れてます。いずれ「吟の精」「美郷錦」「酒こまち」と、全量秋田県産米にしたい! と考えてます。

(新政酒造〜蔵元駄文〜やまユルーム:http://ameblo.jp/yama-u-suke/entry-10468114532.htmlより)
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中々おもしろいブログですね。ちょいちょいチェックしてみます。





長〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜くなりましたが呑んでみました。






お〜、私の知る新政ではないですね〜。
香り穏やか柔らかい味わい、それをキリッと締める酸味。そして波が引くようにキレていく様。呑み手を気に掛けている余韻。

ん〜、素直に美味しいと思います。








☆4.38!!!。







うちみたいな店(当然、私自身)はどうしてもインディーズ系の蔵に目を向けがちですが、今回のやまユとの出会いによって、もっとその辺りの先入観を取り除かなければ、と痛感しました。たとえ大手といえども、この日本酒業界にとって厳しい時代に、今までの蔵に甘んじることなく次の時代を見据えて変化しようとする蔵には、やはり目を向けるべきかな、と。そして柔軟な姿勢で対応していこうと。自分の振れ幅をもっと広くもとうと。
いや〜、勉強になります。














それでは今日も頑張ってましょう!!。











いらっしゃい!!。



























※ミクシィはじめました〜。「吉祥寺 須弥山」で検索!!。
 須弥山コミュニティー、どしどし参加下さ〜い。
更に“twitter”もやっているので皆さんfollowよろしくです。
“shumi1000”で検索GO!。

written by shumisen
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