須弥山ブログ 酒魂日記

2009年10月10日(土) 16:50

日本酒のススメ〜其の十七〜。

新入荷須弥山
こんにちわ、須弥山主米納です。


東京、五輪誘致残念でしたね〜。
個人的には実現して欲しかったのですが・・・・。

こんなご時世に、ちょっとは明るいニュースが欲しいじゃないですか〜。
でも、よくよく考えると、開催は7年後なんですよね(笑い)。

ま、そんな時は美味しい秋いろ日本酒呑んで、夜長を満喫しようではありませんか!!。


ってな訳で、新入荷の日本酒を3本。

先ずは、萩の露
これで<はぎのつゆ>と読みます。
滋賀県高島市は福井弥市商店の日本酒。
今回ご紹介するのは、滋賀県の指定米“吟吹雪”60(酒母米)〜65%(掛米)精米して造った、ひやおろし純米酒。


“吟吹雪”調べてみました。


1984年に「山田錦」を母、「玉栄」を父とし交配。1989年に収量試験番号「大育酒685」を付し、翌1990年からは奨励品種決定調査に供試し、1991年には地方番号「滋系酒56号」を付し現地試験等でその特性を調査、1998年に「吟吹雪」と命名した。

本県(滋賀県)で栽培されている酒米としては奨励品種の「玉栄」があるが、「玉栄」は心白の発現頻度が低く、吟醸酒には不向きである。一方、吟醸酒に向いている「山田錦」は長稈できわめて倒伏しやすいことや、本県では熟期が遅すぎるなどの問題があった。そこで、「山田錦」の栽培特性の改善を主たる育種目標とした組合せの後代より酒造用品種を育成した。これが吟吹雪なわけである。

「吟吹雪」は「日本晴」より晩熟の中生の晩熟期の酒造用品種である。
良質多収で、山田錦と遜色ない酒造適性を有し、特に吟醸酒用として需要が見込まれる。
(インターネット関連情報)

呑んでみました。

モッテリした香り。しかし、細やかな酸味が味わいの軽快さを印象付けているような気がします。軽快といっても、勿論、水っぽいという感じはなく、口に含んですぐに味がパッと花開きます。

冷卸しを謳うのであれば、もう少しグラマラスであってもいいのではないでしょうか?。

でも、全体的なバランスは整っているのでお勧めします。ん〜、☆3つ!!。




次に、ご紹介するのは、亀の海
これで<かめのうみ>と読みます。
長野県佐久市にある(株)土屋酒造店の日本酒。
美山錦49%精米の純米吟醸酒。


土屋酒造店、調べてみました。
<土屋酒造店>----------------------------------------------------南佐久郡・小田切村出身の土屋長平・熊治親子が、南佐久郡・中込村にて、江戸時代より「越後屋」という屋号で清酒を製造していた酒蔵を引き継ぎ創業。

清酒の高品質化に尽力した、2代目蔵元土屋良夫氏が長野県小谷杜氏と共に、昭和40年代に県下に先駆けて吟醸酒の市販化に成功して以来、さまざまな銘柄を製造。しかし次第に「亀の海」を日本酒銘柄とし、「しなの司」を本格焼酎銘柄とするようになる。

幸いにも、戦中・戦後の酒の統制・配給時代も休むことなく、清酒・焼酎造りを継承し、現在にいたる。

一年も途絶えることもなく、伝承し続ける、土屋酒造店の吟醸造り。「喜びの宴に供されたい」と願い、まことにおめでたいの意【「亀寿福海」きじゅふっかい】より「亀の海」と名付けられる。

又、佐久地方における本格あま酒、市販の元祖でもある。
------------------------------------------------------------------ 呑んでみました。

お〜、美味しいですね〜。
甘く穏やかな香り。味の輪郭もはっきりしていますし、米の旨みも十分表現されてて、食中酒としても、また日本酒単独でも楽しめる逸品。まだまだ味わいが増す感じもありますし、かなりお勧めです。
☆4つ!!。



そして最後にご紹介するのは以前、このブログでもご紹介しました播州一献
今回は、雄町米70%精米の山廃純米酒。


今回は、<山廃>について。
山廃とは“山卸し廃止酛(やまおろし-はいし-もと)”の略。

調べてみると、やれ米を潰すだ、潰さないだ、何やかんやと言っておりますが、超お〜簡単に説明します。

@人工的に乳酸を添加しない←これ絶対条件
A人工的に酵母を添加しない←添加する蔵としない蔵がある。一応、話の流れでいうと添加しないほうが王道(ま、王道、邪道もないのだが・・・・・)。

以上の条件を満たしているものを“山廃”と呼ぶ。
仕込みとしては、どの杜氏も口を揃えていうのが、
「速醸(乳酸も酵母も人工的に添加)よりは、やはり手がかかる」と。

じゃあ、何故そんな面倒な仕込み方をするのか。

それは、蔵元あるいは杜氏さんが、山廃の特徴でもある、力強い酸、そして口中を満遍なく満たしてくれる深い味わい、奥行きのしっかりある、呑み応えのある酒質をもとめるから。

ただ、昨今、話題作り(雑誌の日本酒特集etc)に乗っかって、山廃をラインナップに掲げる蔵が出現しているのも事実。勿論、先にも述べたように、決して容易な酒造ではないので、結果としての山廃特有の味が付いてこない銘柄もチラホラ。ま、そういう蔵は話題が沈静化すると、自然とラインナップから山廃も消えていくので、別に気に留める必要もないのだが・・・・・。

だいぶ話が逸れました。

呑んでみました。

ん〜、山廃特有の酸味。奥深い味わい。そして潔いキレ。
食中酒として名脇役をちゃんと演じてくれそうなお酒ですね。
常温〜チョイ熱燗がお勧めですね。
☆3.5!!。





ま、今日も3本ご紹介しましたが、三者三様、非常に個性的な日本酒に出会うことが出来ました。


皆さんも、秋の夜長を美酒を相棒に、しっぽり過ごそうではありませんか!。




それでは、今日も一日頑張ってましょう!!。




いらっしゃい!!。

written by shumisen
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