須弥山ブログ 酒魂日記

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2011年4月29日(金) 16:50

日本酒のススメ〜其の八十三(^∇^)b〜

お久しぶり日本酒のススメ須弥山






こんにちわ〜、須弥山主米納です。









いや〜、やっと暖かくなりましたね〜(*^∇^*)/。



そんでもって、今日からゴールデンウィークの始まり。

なんとも、上手く休みをとれば10連休ですってよ!!。

ま、この商売していると、あまりGWとか関係無いですけどね。



須弥山は、5/1(日)だけ休んで、あとは通常営業で〜すΨ(`∇´)Ψ。

皆様の御来店、心よりお待ちしておりま〜す。







え〜、立て続けに行った蔵見も一段落して、5月の全国行こうかどうか思案中。
去年は行けなかったので、今年は行きたいな〜、みたいな(*´∇`*)。


ま、厳しそうだけど…………。




それにしても私ポニョ体型の人間にとって一番の悩みは、今年の夏の節電ですね。
エアコン大好き人間の私には、ホント悩みの種です。

どーしたろかと・・・・・・・・。

ま、これを機に一大ダイエット作戦を敢行しようかと思案したりしなかったり・・・・・(・∀・)v。







ま、そんなこんなで、ひっさびさの日本酒のご紹介。





お初も含め、全5本、ドバっとテンポ良くご紹介しま〜す。









先ずは、山卜Δ(“Δ”は“しずく”と読ませてる=実際はもうっとしずくっぽいイラスト)。

これで<やまとしずく>



秋田県大仙市にある秋田清酒株式会社さんの日本酒。



お初の蔵ですね。





ちょっくら調べてみましょう。





酒魂日記一口メモ

秋田清酒株式会社
慶応元年創業。
大正2年、家業から株式法人組織、落合酒造株式会社となる。
昭和30年、出羽鶴酒造株式会社となり、47年には刈穂酒造株式会社、國之譽3社共同出資で秋田清酒株式会社を設立する。

・出羽鶴蔵============================
「出羽鶴」の名は、「己の精魂を込めて造った酒が鶴のように気品が高く芳醇であるよう」との願いをこめ、大正初期当時の杜氏によって付けられた。
出羽鶴蔵では杜氏はじめ蔵人全員が地元出身で、その結束力の固さと蔵伝承の技で酒を醸す。
その品質の高さは毎年、いくつもの品評会での受賞によって証明されている。
また、食の安全性が問われる現代、より安心で安全な食品をとの考えから、有機米による酒造りにも積極的に取り組んでいる。

出羽鶴蔵、佐藤賢孔杜氏。先代の社長から声をかけられ、蔵人になる。当初は杜氏になるとは夢にも思っていなかったが、試験に見事合格。チームワークを大切にしながら、「人の和」の酒造りを目指している。趣味は釣りに山菜採り。出羽鶴の味わいは豊かな自然に育まれている。




・刈穂蔵=============================
もう一つの蔵で醸される「刈穂」は天智天皇の百人一首の歌より命名された。刈穂の蔵には槽が6つもあり、他の蔵では機械を使用しているところを、刈穂ではこの槽で「しぼり」を行っている。
強い連携が必要な、蔵人にとって最も手間のかかる作業だが、いまだにこの手法で酒を造る。

刈穂蔵、斎藤泰幸杜氏。刈穂の地元、神岡町出身。「酒造りは人造り」。「先代社長の言葉を肝に銘じ、酒造りの心を伝えるべく、自分自身も蔵人の一人として成長し蔵人と心をひとつにして酒造りに精進する。趣味は書、絵画、山野草鑑賞。刈穂の風味は斉藤杜氏の審美眼に鍛えられる。



とのこと。

で、今回の「山卜しずく」は、「出羽鶴」ラインからのリリースのようです。
間違っていたらごめんなさ〜い。

今回ご紹介するのは秋田酒こまち(秋田酒77号)55%精米秋田酵母No.2貝化石層水(1500万年前の海底地層を通過した水)使用の純米吟醸“瓶火入れ”


呑んでみました。



香りは穏やか。酸も然程強くないが、軽快なシルエットのせいか喉越しさっぱり、ちょい辛口仕上がりでクイクイ呑んでしまいそう。個人的にはもう少し奥行きが欲しいところだが、これはこれでありですね〜。



☆3.58!!!!。




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<Yamato-shizuku:Akita Sake Co., Ltd.>
83-1,Amagasawa,Tochiya,Daisen-shi,Tochigi,japan

*My evaluation (five point full marks):3.58point
*Expression of this sake of my own way:The scent is mild. This sake is light because the throat is delicate flavor profile. I drink too many cups for dry and ligth finish. I personally want flavor a little more. But this is good enough sake it is now.
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二本目ェ〜。

ずばりゆり

福島県会津若松市にある鶴乃江酒造株式会社さんの二本酒。

そうです、あの会津中将さんのとこのお酒です。

昨年、ご紹介済みの酒蔵さんですね。

今回ラベルになった“ゆり”は奥様(蔵の娘さん)のお名前だそうです。
この蔵は、お母様と娘さん二人が酒造技能士の資格を持って杜氏として日本酒を醸しております。親子鷹ですね。

今回ご紹介するのは五百万石58%精米純米吟醸


呑んでみました。



会津中将らしい、味わいを抑えながらも明確なシルエットを持つ仕上がり。
酒名の“ゆり”から連想させる柔らかな口当たり。味切れも良くこれからの季節、何杯でも呑めてしまいそう・・・・・危険危険(^∇^;)。




☆3.78!!!。




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<Matsu-no-kotobujiki:Matsui Brewery Co., Ltd.>
7-2-46,Nanoka-machi,Aizuwakamatu-shi,Fukushima,japan

*My evaluation (five point full marks):3.78point
*Expression of this sake of my own way:This sake finished with a clear silhouette while suppressing the flavor.This sake is finished in very personal. The name of this sake named in honor of the master brewer's name. The sake is a nice soft flavor to its name. This sake can drink many cups of light for the throat. Drinking too much attention!!.
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三本目ェwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww。

謙信!。
これで<けんしん>と読みます。

新潟県糸魚川市にある池田屋酒造株式会社さんの二本酒。


これも初めてのご紹介になるので、ちょっくら調べてみましょう。


酒魂日記一口メモ
池田屋酒造株式会社

文化9年(1812年)創業。

白馬山麓の伏流水と、厳選された酒造好適米の山田錦や五百万石を用いて、杜氏が丹念に仕込んでいます。

越後の名将、『上杉謙信』が川中島合戦の折、敵将武田信玄に塩を贈り美談を生んだ地であり、その時の「塩の道」の起点近くで創業。
また、その名にあやかり清酒『謙信』と命名された銘酒。


とのこと。


今回ご紹介するのは、五百万石50%精米純米吟醸“中取”



呑んでみました。



お〜、シッカリとした酸味。ただ固い酸味ではなくマイルドでリズミカルな酸味。味わいも五百万石らしい芯の強さを持ってはいるが、先ほど述べた酸味のお陰で印象としてはスイスイ呑めてしまいそう。




☆3.77!!!!!。




-----------------------------------------------------------------
<Kenshin:Ikedaya Brewery Co.>
1-3-4,Shintetsu,Itoigawa-shi,Niigata,japan

*My evaluation (five point full marks):3.77point
*Expression of this sake of my own way:Wow,firmly acidity. However, the acidity is soft rather than hard. The taste has a unique core strengths of Gohyakuman-goku.(Gohyakuman-goku is brewer's rice.) However,you can drink too much because of light acidity.
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四本目ェ〜。


四本目は和楽互尊
これで<わらくごそん>と読みます。


これもお初銘柄。

因みに今回ご紹介してる中でお初銘柄は、実はtwitterで知り合った新潟県の酒屋さんのお勧めです。他にも、而今、鍋島、村祐、奈良萬、松寿などがあったのですが、なるべく既存店では引けないお酒を、と思いまして、以上のようなセレクトになりました。因みにこの後ご紹介する1本もその酒屋さんからです。
(株式会社カネセ商店:www.kanese.com)

新潟県長岡市にある池浦酒造株式会社さんの日本酒。

お初銘柄、ちょっくら調べてみましょう。

酒魂日記一口メモ
池浦酒造株式会社

歴史---------------------------------------------------------------
創業天保元年(1830年)。
当主で七代目。
庄屋の家系であった初代は、この地によい水が湧出することを知り、 酒造りをはじめました。

土地---------------------------------------------------------------
良寛和尚終焉の地和島村は、新潟県のほぼ中央の日本海寄りに位置し、良寛様の墓や良寛美術館等があります。また、縄文時代の土器や、奈良時代の木簡などが発見され、古代からの歴史のある土地です。雪はそれほど降りませんが、酒造の前には田んぼが広がる、のどかな風景です。 

酒名---------------------------------------------------------------
昭和の初期、先代が尊敬し交流を深めた長岡の哲学者野本互尊翁の互尊精神に共鳴し、時の漢学者安岡正篤先生のご助言を得て酒名を「和楽互尊」(互いに尊びあえば和やかで楽し)としました。酒造りを通じて広く世の中を平和に導こうという願望が込められています。「天上大風」「心月輪」は良寛自筆の書をそのまま酒名に商標登録しました。

米-----------------------------------------------------------------
できるだけ新潟の五百万石や高嶺錦という酒造好適米を使うようにしています。少しでも高精白にしようと努力しています。地元和島の農家で作ったコシヒカリで醸したお酒もあります。

水-----------------------------------------------------------------
自社内で湧き出る井戸水を全量使用しています。井戸は8本あり鉄分の非常に少ない軟水で、酒造りに適した水です。もちろん飲んでもおいしい水です。

蔵------------------------------------------------------------------
おそらく創業当時からの建物で、高い煙突のある、昔ながらの白壁(厚さ50cm)の土蔵造りになっています。国道から田圃の向こうによく見えます。高い塔も見えますが、これは以前焼酎を蒸留していたころの蒸留塔です。今でも当社のシンボルとなっています。

(池浦酒造株式会社HPより)


こだわりの感じられるHPですね。


今回ご紹介するのは、高嶺錦50%精米純米吟醸“無濾過生原酒”


呑んでみました。

酸はシッカリ、でもそれに負けない深い味わい。高嶺錦らしい張りのある米の旨み。口中が味わいで満たされます。前述の酸のお陰で喉越し良く呑めます。
好きですね〜、こういう無骨な日本酒。


☆3.95!!!。




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<Waraku-goson:Ikeura Brewery Co., Ltd.>
1538,Ryoutaka,Nagaoka-shi,Niigata,japan

*My evaluation (five point full marks):3.95point
*Expression of this sake of my own way:This wine has firmly acidity. Sake has been introduced this time is characterized by any acid. Takamine Nishiki Rice is a very deep flavor. The mouth is filled with the taste of sake. I like the taste of sake these rugged.
------------------------------------------------------------------






そして最後、取りを務めるのが房島屋

これで<ぼうじまや>と読みます。

これも初のご紹介です。

岐阜県揖斐郡揖斐川にある所酒造合資会社さんの日本酒。


ちょっくらGO!!ε=ε=ε=┌(´・ω・`)┘エッホエッホ。


酒魂日記一口メモ
所酒造合資会社

所酒造はここ揖斐川町で代々造り酒屋を営んでいます。
創業は明治初頭(創業時の資料がありませんので正確な年代はわかりませんが、明治の初めに酒造りを行っていたのは確かです)、現在で4代目になります。

揖斐川の上流という水に恵まれた地で日本独自の文化である日本酒を造り続けてきました。現在は若い社員による酒造り(10年ほど前までは新潟から杜氏さんや酒造りの職人さんに冬の間きてもらい、お酒を造ってもらっていました)を行い、より品質の高いお酒をつくるために今後も成長していきたいと思っています。

これからも地元の皆様はじめより多くの方に愛されるお酒を造っていくとともに、伝統食品である日本酒をとおして楽しく豊かな食生活を皆様とともに考えていきたいと思います。
(所酒造合資会社HPより)

とのことです。

今回ご紹介するのは、五百万石60%精米純米吟醸“生酒”


呑んでみました。

これも五百万石。多いですね、たまたまなのでしょうけど・・・・。
酸がシッカリ、味わいは張りのある旨み。酸のお陰でこれもスイスイ呑めちゃいそう。

五百万石って酸が出やすいんすかね・・・・・。



☆3.68!!!!。




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<Boujima-ya:Tokoro Brewery Joint Stock Company>
537-1,Miwa,Ibigawa-Chou,Ibi-gun,Gifu,japan

*My evaluation (five point full marks):3.68point
*Expression of this sake of my own way:This sake is also made in Gohyakumann-goku. Scent is calm. This sake I feel firmly acid.The surface of taste has tension. I drink too many cups under the influence of acid.

Rice called Gohyakumann-goku easy to get acid.
------------------------------------------------------------------

















最近、兎に角忙しくて、更新も儘ならない中、絶やすまいという思いのみで更新しちょります。頑張らねばp(*∇*)q。








それでは今日も頑張ってましょう!!。













いらっしゃい!!。


















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2011年4月21日(木) 16:50

日本酒のススメ〜蔵元探訪:“不老泉”上原酒造株式会社(滋賀編)〜

須弥山主“不老泉”上原酒造株式会社


こんにちわ〜、須弥山主米納です。



桜の花もスッカリ散って、若々しい新緑に初夏の訪れを感じる今日この頃、皆様如何お過ごしですか〜。


東北の被災地にも桜の花がチラホラ。
延期されてた入学式もとり行われ、一歩ずつながら復興へと歩み出しているようです。

ただ、まだ知られる事無く復興へも踏み出せない集落・地区があると聞くと何ともやりきれないものです。

当店でも、引き続き(年内)募金活動していますので、“日本酒呑んで東北蔵を応援しよう!!”と、いきましょうや!!。







実は、今回は先週に引き続き蔵探訪をお届けします。

ちょっと立て続けでは有りますが、タイミングよく蔵に行くことが出来たので、その模様をお伝えします。






8:10発のぞみ15号博多行きに乗りいざ京都へε=ε=ε=┌( ´・ω・`)┘。

当然の事ながら、新横浜着く前に寝落ち( - ω - )zzz。



ふと起きると、
「次は〜、京都ぉ〜、京都ぉ〜」
の車内放送!。

ヤッベ!!、寝過ぎたぁ〜!!(汗)。急いで荷物をまとめて、大慌てで下車準備。
降車口へ└(´≧ω≦`;)┐=3=3=3エッホエッホ。

ヤッベ、お土産お土産!ε=ε=ε=┌(;´TΛT`)┘エッホエッホ。

ヤッパ東京土産ときたら、上から読んでも“ごまたまご”、下から読んでも“ごまたまご”!!、これに付きますね〜。



それにしても、どこでもドア感覚。寝て目が覚めたら京都みたいな。






京都で荷物をコインロッカーに預けて、いざ安曇川へ。


ん〜、何と順調な(*^∇^*)。


ところが、京都から一つ目の駅を過ぎたところで急停車!(゜o゜;)ナニナニナニ?。


暫くして社車内放送。

私が乗っている電車の前を走っている“サンダーバード号(特急)”が人身事故!。

な、何だって!?。

思わぬ展開に只々唖然・・・・・。





結局、1時間15分ほどの遅れをとって運転再開。

その場で、蔵見後の予定をすべて変更、後ろにずらす段取りをして安曇川下車。

上原績専務に出迎えられ、一路蔵へ。
上原さんとも、恐らく3年振りくらいじゃないですかね〜。

車の中で、人身事故のことを話すと、上原さん、
「それにしても、人身事故なんて珍しい」
わし
「ん!?、因みにこれ以前でしたらいつ頃ですか、人身事故」
上原さん
「多分3年前位かな・・・・・」
わし
「さ、さ、さ、さ、さんねんまえ〜(涙)」
上原さん
「このへんじゃ、人身事故おきると新聞に載りますからね〜“滋賀版”。」

日頃の行いの悪さを痛感し反省した次第ですぅ〜。ま、でも私の乗った電車じゃにからまだましか・・・・・・。不謹慎・・・・・・・。






安曇川の駅から10〜15分ほどで到着うううううう。

昔ながらの街並みの中にひっそりと佇む酒蔵、といった感じでしょうか・・・。

な〜んて、懐かしさに浸ってる場合では無いので早速蔵内へ。

蔵見、蔵見ε=ε=ε=┌(´^∇^`)┘。










先ずは、縦型連続浸漬機

と言っても、今は全く使っていないそうです。誰か貰い手いませんかね〜、っておい!!。


次が、甑(こしき=蒸し釜)





ちょっと暗くて見辛いですが・・・。

上原さんのところでは、全量この杉で造られた甑を使ってお米を蒸すそうです。
色々改良を加え、恐らく今ある形が最終型じゃないかな、と仰っていました。

中々この甑、木の持つ力によって、とてもいい塩梅に米を蒸してくれるそうです。香川の悦凱陣の丸尾さんがかなり興味を持ったそうです。ん〜、らしいかも。

※あ、このタイミングでなんですが、上原さんとこ15日に22BYの搾りも瓶詰も全て終えて、お邪魔した時は醪すらない状態。掃除も済んで、後はちょこっと片付けするのみ、の状態でした(涙)。



次が放冷機

一造り終え、次の造りまで一休み。

そしてこれもひっそりと静まり返った麹室

今年は、米が硬かったそうで、蓋よりも箱を中心に使ったそうです。


そして酒母室


あれ、何処かで見たことあるような風景。
そうです、あの開運と同じ。
上原さんの蔵でも、やはりここが一番寒くなるところだそうです。

そして醪場



当然空っぽ。
次の仕込みまで暫しお休みzzzzzzzzz。


蔵って仕込み中は人が行き交いかなり賑やいでいますが、一旦仕込みが終わると、その様相は一変。子供の自分でしたら怖くて立ち入れないですね。



次は、木桶



箍(たが=一本\10000!!!!!!)の上に記してあるのがタンク番号。下に記してあるのが総容量。

私は過去、木桶仕込みで造った日本酒、何種類か呑みましたが、これといって、お、いいじゃん!!、と思ったことがありませんでした。
ただ、上原さんとこは、お〜、と素直に思える仕上がりになっていました。
独特の奥行き、味の広がり、これは木桶だからこそ成せる技だそうです。
上原さんの仕込みが木桶に合っているんでしょうね。

今は空っぽなので、木の間に隙間が空いてしまって、箍も緩みがちになるそうです。今冬、いざ使うとなったら、醪がだだもれしてしまうので、使う前から水を入れて、木を膨張させておく必要があるんだとか。
中々、手間の掛る代物ですね。



そしていよいよ上原酒造の代名詞、天秤搾り
不老泉と言えば“天秤搾り”、“天秤搾り”と言えば不老泉。



15年前に初めて見たときは、なんじゃこれ〜、って感じでしたけど、改めて見ると何とも力強い佇まい。
一本木タイプ。


しかも、以前見たときから1機増えて2機になっておりました(爆)。
H鉱タイプ。増設されたのは一本木タイプ。


吊るす石。


吊るした雰囲気。


先に吊るす石の数(重さ)や、吊るす場所によってかなり繊細に丁寧に搾れ、搾れた酒に雑味が混ざりにくいという事が利点です。ただ、場所をとる事と時間がかなりかかる事が難点。
でも、上原さんはこの天秤に拘り、全量この天秤搾りで搾っています。


仕組みは図を見て貰えば一目瞭然。


上の図、以前はこのようにタンクを黒板に見立てて説明してくれました。

これはこれで味があっていい感じ。消さないで欲しい・・・・。

この天秤搾りで使われる袋(搾り袋)。白く見えている部分がそう。


槽(ふね)の予備。この槽自体は桜の木で出来てるそうです。

で、年々、ステンに切り替えてしまう蔵が増えてきてるのでコンディションの良いものを探すのも一苦労。今回入手した2機もかなりの手入れをしないと使えないと仰っていました。

それにしてもこの迫力は何度見ても中々のもの。一見の価値ありです。

木釜、山廃、木桶、木槽と、実は自然と昔ながらの仕込みをしちゃってる蔵なんですね、上原酒造は。近年、木桶仕込みを大げさに謳ってる蔵がありますが、やるんだったたらここまで徹底してほしいものです。私にゃ、“木桶仕込み”が客寄せパンダみたいで、何か木な臭いんですよね〜、木桶だけに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(爆)ε=ε=ε=┌( ≧ω≦)┘ハズイハズイ。


そして最後は利き酒(^艸^)ププププププププププププ。

って、おい!、私一人にこの量はヤバくないですか〜。
しかも、私が酒を吐かないのをしってての所業。何とも久々の洗礼ですね。

上原さん自ら蛇の目のセッティング。怖いよ〜。

全11種類の利き酒開始!!!!。






一通り呑みおえての感想。
どれもが<ザ・“不老泉”上原酒造>な酒ばかり。
特に、右端の2本は別格でしたね。
酸がシッカリ出てて、包容力のある旨みが口中に広がり、そしてラストのキレ。中々無いんですよね、こうゆう思いっきりのいい日本酒。
上原さんも自信作と仰ってました。

6月発売予との事でしたが、おねだりゲットン成功!!。8BYのアル添大吟と共に、既に須弥山に入荷済み!!!。


最後に蔵前で「ハイ!、かんぱ〜い!!」

満面の笑みいいいいいい。



この地での稀なトラブルに見舞われ、一時はどうなることやら、と思いましたが何とか、慌ただしいながらも久々に蔵を拝見することができました。

上原さん本当に有難うございました。
そしてこれからも宜しくお願いします。









それでは、今日も頑張ってましょう!!!!。
そして“がんばれニッポン!!!”









いらっしゃい!!。













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2011年4月14日(木) 16:50

日本酒のススメ〜蔵元探訪:小林酒造(栃木編)〜

和酒酔猛者ども小林“鳳凰美田”酒造




こんにちわ〜、須弥山主米納です。


井の頭公園の桜もピークを越え、葉桜が大分目立ってきました。

新緑を見ていると、夜こそ肌寒かったりしますが、初夏を思わせますね(*^∪^*)b。

さて、今回は毎年お世話になっている、栃木県小山市卒島にある小林“鳳凰美田”酒造株式会社さんへ蔵見行ってきたのでその模様をレポします。

小林さんのところはもうかれこれ7〜8年通っていますが、開運同様毎年新たな発見がある蔵なので、とても楽しみで、且つ本当に勉強になる蔵見になります。


今回は、各自小山駅集合ということで途中の乾杯は無しでした(ちょい残念)。
小山駅集合といっても、駅が駅なので、なんだかんだ言っても同じ電車になってしまいました。ちょい寝したろうという思惑は見事に打ち崩され、テンションMAXのオレンジお兄ちゃんのお陰で一睡も出来ずじまいでした(涙)。



小山駅までは小林さんが美田号で迎えに来てくれてたので一路蔵へ。



時間に余裕を持ちたかったので、蔵に着くなり蔵見開始!!!。





では早速ごあんな〜い!!ε=ε=ε=┌(´・ω・`)┘エッホエッホ。

先ずは洗米から。

小林さんのところは、3年前かな、今使っている洗米機を導入したのですが、米を泡で洗う、という方法をとっています。泡で洗うことによって、米を痛める心配がないそうです。


上から見たところ。



そして洗米後

小林さんの厳しいチェックが入ります。
触った感じでわかるそうです。こういう感覚的な事を伝えることがホントウに難しいと仰ってました。




奥が洗米したてで手前が洗米して暫く経った米。
洗米したては、まだ水分が米の周りに残っているため米離れしないが、暫く経ったものは水分が米に吸収されきっているのでパラパラと米離れがいいです。


とても綺麗な仕上がり。お酒になるのを待っている生娘のよう。

そして放冷機

大体どの蔵も、蒸米は朝一の仕事になるので、放冷機もその仕事が終わると綺麗に掃除をして次の日の出番まで、静かにその役割を待ちます。





そして次は麹室
小林さんのご自慢の室(むろ)です。



小林さんの蔵も今回の震災で、地震による実害はなかったにしろ、計画停電での影響を一週間ほど受けたそうです。
停電になっても酒造りは待っててくれませんから、室でも電池式のランタン使っての作業っだったそうです。

ランタン自体も電池式のため、その電池の確保に一苦労されたそうです。



そして、第一麹室

青いシートはゴアテックス。最近、室でゴアテックス使うところ増えてきましたよね〜。広島の蔵ではマンションの地下で酒造りをするにあたって、ゴアテックスをテントようにして室を作っているところもありますし。


第一麹室の麹米。

弾力がありベタベタしておらず中々良い麹に仕上がっておりました(←生意気言ってるウウウウウウウ)。

小林さんの作り経過表ver.52。

こういったデータは蔵の大事な大事な財産。使い易く、見やすく、後から見ても理解し易いというのはとても大事なこと。改良に改良を重ね、バージョンアップ“52”までに!!!。

麹室の環境をコントロールする大型冷風除湿機。

工業用の装置を麹室用に改良。




そして第二麹室
小さい箱を使いより丁寧な麹造りをする部屋。




小林さん渾身の麹たち。わが子を愛でるように優しく撫でていました。




折角なんで食べてみました。

他の蔵の麹よりも甘味がシッカリとしている印象。
小林さん曰く「この麹が、シッカリしたアタックと潔いキレを生む!」とのこと。


秋田県由来の杜氏を山内杜氏といいます。
その山内杜氏固有の仕込み方で“秋田式”というのがあります。
元すり(山卸し)の作業(米をすり潰す)を櫂ではなく、電動のホイッパーでします。

これは逆さまに置いてありますが、上の羽の部分が下向きになり回転させて使います。





そしていよいよへ└(´・ω・` )┐=3=3=3エッホエッホ。
小林さんは、今回の未曾有の震災に直面して、倒壊、津波こそなかったものの、やはり精神的に落ち込んでしまってたそうなんですが、こんな事で負けて堪るかと一発奮起して、な、何と、サーマルタンクを2機購入したそうです。

醪場にいくとサーマルタンクが整然と並んでて、その様たるやは中々迫力ありました(って言っておきながら“その様”を撮り忘れたのですが・・・・)。

小林さん自ら足場に乗って醪経過中の日本酒の卵達を汲んで下さいました。


「どーですか!?、今年の美田は〜?。」


兎に角丁寧に色々説明して下さいました。

※一緒にタンクに乗っているのがオレンジお兄ちゃん。


タンクの中身を示した仕込み表。



これは搾ったばかりの千本錦の純米吟醸。味見させてくれました。

この後すぐ瓶詰めして、火入れしたり生のままだったりをそれぞれ冷蔵庫に保管します。

近くに斗瓶が4本あったので、中身を聞いてみたところ先ほど味見した千本錦の澱を取り分けたものだそうです。


興味深々・・・・・・、な目をしていたら味見させてくれました。


♪フリフリフリフリ〜♪


呑んでみました・・・・・・。
いや〜、旨かったっす!!!。バツのグンでした。
私のおねだり癖が出てしまい、思わずゲットン!!。
近々に入荷する予定です!!。斗瓶番号“81”。
待ち遠しい〜。


前後しますが、日本酒を搾る“佐瀬式”搾り機。

小林さんの蔵では、地元の普通酒から大吟醸まで、酒を搾るのはこの佐瀬のみ(袋搾りは別)。
簡単に言いましたが、かなり大変なことです。ま、消費者にとっては、丁寧な搾りなので嬉しい限りですが・・・・・。

余談ですが、栃木は酒造機械のメーカーさんが多いらしく、ちょっと故障してもその日のうちに来て、ちょちょいのちょいと直してくれるそうで、とても助かっているそうです。






そして休憩室に移りお茶&質問タイム。
丁寧に教えて下さいました。


酵母も見せて下さいました。







今回の地震で隣の土蔵の塀が崩れたそうです。


そして、お決まりの門前集合写真!!。

ウッシーがカッコよく撮ってくれました!。



滞りなく蔵見も終わりいざ呑み会へ!!!ε=ε=ε=┌(´・ω・`)┘エッホエッホ。






今回も大変為になる蔵見でした。
小林さんの懇切丁寧な説明、自信に満ちた酒造り!!。

かなり、蔵設備も充実してきている中、残すは
「精米機」
と、目を輝かせて仰ってました。

来年は、ピカピカの精米機が、なんてことも強ちあるかも、です。
今から楽しみです。


小林さん、蔵人の皆さん、お忙しい中、本当にありがとうございました。
そして、残すところあと僅か、最後まで頑張って下さ〜い。









それでは、今日も頑張ってましょう!!!!。
そして“がんばれニッポン!!!”









いらっしゃい!!。








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2011年4月6日(水) 16:50

日本酒のススメ〜其の八十二 (^∇^)b〜

New Japanese sake in strore now!!須弥山

こんにちわ〜、須弥山主米納です。

桜の開花宣言も出て、いよいよ春本番か!?、と思いきや、やっぱり夜は冷え込み、なかなか冬物が仕舞えません。

井の頭公園の桜も大分花開いてきて、今週末恐らくピークを迎えるのでは、といった感じです。

今週末は、お客様主催の恒例のお花見@国立です。
今年は大盤振る舞いの“キリン一番搾り”14リットル大協賛!!!!!!!!!!。
今年もビールサーバー担いで、ビアガール宜しくビアボーイで参加しますので、お見掛けしたらお声がけ下さいませ。








須弥山では、今回の東日本大震災をうけて、出来る限りの協力を“須弥山らしく”と思いましてスタッフ間で話し合った結果、“義援金&東北酒の販促”を兼ねて、<日本酒呑んで東北蔵を応援しよう!>と銘打って、一大募金活動を行うことにしました。

日本酒の仕入れは須弥山持ちで、どなたでも参加しやすいように、木グラス一杯(65ccのちびラッパ)\250円!!で、そのお金はそのまま全額募金という形をとることにしました。

日本酒は、東東北地方の銘柄のみを随時入れ替えながらの提供になります。


どうぞ、気軽にお試し下さいませ!!!。










では、今日は一週間振りに新入荷日本酒のご紹介です。




先ずは、松の寿
これで<まつのことぶき>と読みます。

栃木県塩谷郡塩谷町にある株式会社松井酒造さんの日本酒。

この酒魂日記でも何度も登場している常連蔵さんですね。

今回ご紹介するのは、美山錦58%精米K1801+K901酵母使用の特別純米


呑んでみました。


先ず、第一印象は松の寿らしい華やかな香りのアプローチ。お酒を口に含むと、酸味もプチプチと感じられ、呑み手にいいリズムを作り出させる。味わいはあるものの秘めたるポテンシャルはまだまだこんなものじゃなさそう。


☆3.75!!!!。




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<Matsu-no-kotobujiki:Matsui Brewery Co., Ltd.>
3683,Funyu,Shioya-machi,Shioya-gun,Tochigi,japan

*My evaluation (five point full marks):3.75point
*Expression of this sake of my own way:The first impression of this sake is a gorgeous smell that seeming is this sake. I feel for this sake I have a delicate acidity.I can rhythmically dranking.I think this sake is still potential.
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次にご紹介するのは、結人
群馬の熱き柳澤兄弟が醸す日本酒。

今回ご紹介するのは、五百万石55%精米純米吟醸“直汲み本生”


呑んでみました。



香りは結人らしい深みのある甘い香り。細かい酸味とそれとうまく釣り合った旨味。新酒で始めの頃より、旨味もちゃんと出てて、よりらしくなってきましたね。
流石、熱血兄弟!!!!。



☆3.88!!!!。




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<Musubito:Yanagisawa brewing Ltd.>
104-2,Kasukawa-machi,Maebashi-shi,Gunma,japan

*My evaluation (five point full marks):3.88point
*Expression of this sake of my own way:This wine smells deep and sweet.Acidity has a clear outline.That acid harmonizes with taste.Taste of this sake has increased in depth than before.

Hang in there!, passionate brother!.
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そして、取りを務める(※1)のが花巴
これで<はなともえ>と読みます。

待望の新酒の入荷です。

奈良県吉野郡吉野町にある美吉野醸造株式会社さんの日本酒。
昨年、一度ご紹介させて貰ったお蔵さんですね。

(※1)取りを務める(とりをつとめる)=============================
寄席で、最も芸の優れた者として、最後に出演する。
「取り」の語源は、出演料に纏(まつ)わるという説があるようです。
出演料を「割り」と呼ばれる歩合によって分配する立場の人が「とり」であったとされます。
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そうです、あの生米使って仕込む、独特の仕込みを実践されてる蔵ですね。
奈良県産米70%精米純米酒

あ、お気づきかもですが、今回ちょっくらシャレオツ気取って写真撮ってみまつた・・・・・・・・。
呑んでみました。




香りは甘目。若い酸とそれに負けない旨味。まだ、花開かないえぐみがあるが、時間が解決してくれそう。全体的な印象は去年の花巴を充分彷彿させてくれる出来栄え。





☆3.82!!!!。




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<Hana-tomoe:MIyoshino brewing Ltd.>
1238-1,Muda,Yoshino-chou,Yoshino-gun,Nara,japan

*My evaluation (five point full marks):3.82point
*Expression of this sake of my own way:Scent is sweet.Fresh acidity. This sake tastes with strong and has harmony with acidity.This wine has a harsh taste, that taste will change over time.The overall impression is reminiscent of workmanship makes us well last year's Hana-tomoe.
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先日、Yuotubeにて岩手の蔵元さんのメッセージを見ました。
「自粛、自粛と言わずにちゃんと花見をして、大いに日本酒呑んでくれることが、我々(酒造蔵)にとっては有難いというもの・・・・・・。」

そうですよね、その通りです。

三社祭り中止も何ともまあ馬鹿馬鹿しい最悪の判断。

どなたかツイートしていましたが、こういう時こそ、神様に安全を祈願し、復興を誓って大いに盛り上がって東北を元気づけて欲しいものです。

もうこれ以上、自粛ムードに流されること無く、僅かながら、大いに日本を活気づけていきたいと思います。


















それでは今日も頑張ってましょう!!。













いらっしゃい!!。


















※ミクシィはじめました〜。「吉祥寺 須弥山」で検索!!。
 須弥山コミュニティー、どしどし参加下さ〜い。
更に“twitter”もやっているので皆さんfollow(@shumi1000)よろしくです。

written by shumisen
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