須弥山ブログ 酒魂日記

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2010年9月29日(水) 16:50

日本酒のススメ〜其の五十九(^δ^)b〜

ひやおろし須弥山



こんにちわ。
須弥山主米納です。





本格的な秋を迎え、といいたいところですが、紅葉のほうがもう少しお預けのようですね。
でも、涼しくなってきたせいなのか、心なしか食欲が湧いてきたようにきたような気がします。PM2時に賄食べてもPM7時にはお腹が空いてきたり。朝目覚めるとお腹空いていたりと・・・・。
 ウエイトもちょっと増えちゃったんで、ここらでセーブしておかないと、と言い聞かせておる次第でがんす。


ま、でも食欲の秋って言う位ですし、日本酒専門店のオーナーがダイエットで食べない呑まないじゃ説得力無くなってしまうんで、ほどほど&メリハリで乗り切りたいと思います。




それではそんな秋の夜長を彩る“ひやおろし”達4本のご紹介。






先ずは、当店&酒魂日記始まって以来初めての“北の大地”の地酒、えぞ乃熊のご紹介。これで<えぞのくま>と読みます。

北海道旭川市宮下通りにある高砂酒造株式会社さんの日本酒。

どちらかというと“国士無双”って銘柄のほうがピ〜ンとくる方おおいのでは?。

高砂酒造さん、モチ初めてなんでちょっくら調べてみましょう。



酒魂日記一口メモ高砂酒造株式会社

<高砂酒造株式会社>
社名:高砂酒造株式会社
創業:明治32年 小檜山酒造場として創業
設立:昭和28年 高砂酒造株式会社設立
資本金:3,500万円
代表者:代表取締役社長 白髪 良一
従業員数:37名

<蔵の歴史>
 北海道の屋根と呼ばれる大雪山連邦のふもと旭川市に、明治三十二年に「小檜山酒造」として創業。北の灘・酒都と呼ばれる旭川最古の酒蔵です。
 
 大正十五年には、全国酒類品評会で一等賞を受賞、これは北海道で はじめての入賞でした。

 戦前・戦後も休蔵することなく醸造を続け、昭和四十年現社長(三代目)の就任とともに社名を「高砂酒造」に変更しました。
 
 明治四十二年建造の木造社屋は、旭川市の観光スポットとしてよく 知られています。この景観と共に、

「実質主義・先進技術の活用・たゆまぬ努力」

という酒造りの理念・伝統もしっかりと現在に引き継がれています。


<旭川ならではの酒造り>
 毎年マイナス20度以下を記録する厳寒の地・旭川。寒気・積雪という北 の国の風土特製を存分に生かした製品の開発を進めています。
《大きなアイスドーム》
 マイナス15度以下で初めて成立するアイスドーム。この中で醪(もろみ)を布製の袋に詰め、そこから自然にしたたり落ちる 酒だけを集めます。日本唯一の雪氷室です。
《雪中貯蔵》
 北海道で最も雪が深い十勝岳中腹に、しぼったばかりの原酒をタンクにいれたまま置きます。約四ヶ月間、降り積もる雪まかせの雪中貯蔵。
(インターネット関連情報)

厳しい気候の北の大地の地の利をいかした酒造りをしているようです。
いくら温暖化といっても、私からすればメッチャ寒い訳で、酒造りに低温は有利といいますが、何の何の寒すぎて醪の発酵が止まっちゃったりしますから何事も、程々がベストです。ま、自然相手にそんなに都合よくいくことは先ずないいですけどね〜。
因みに温度が下がり過ぎて発酵が進まない時は、タンクの下に電球入れたり、タンクにホース巻きつけて温水流したりします。


今回ご紹介するのは、美山錦58%精米特別純米“ひやおろし”

とても力強いラベル。何か酒名と相成ってなんとも迫力を感じます。
※あれ、写真がちょっと傾いている!?(汗)。



呑んでみました。





香りは控えめ比較的シャープな感じでエッジが効いている。キレもあるので結構守備範囲広そう。北海道の地酒という先入観(あくまで私の主観)からすると、思ったよりは良く仕上がりだとと思う(すみません〜北海道の蔵元さ〜ん)。









☆3.55!!!。











次にご紹介するのは亀の海
これで<かめのうみ>と読みます。

花見酒のときも新酒の時もご紹介しました、長野県佐久市にあります株式会社土屋酒造店さんの日本酒。


今回は長野県産ひとごこち米59%精米特別純米“ひやおろし”〜夕やけ小やけ〜

ラベルも全く以てして“夕やけ小やけ”な感じです(笑)。
※あれ、これも写真がちょっと傾いている!?(汗)。



呑んでみました。






香りは華やか味わいは穏やか。低アル設定も手伝って食中酒として力を発揮しそう。ちょっと熱めに燗つけてもグイグイいけちゃうのでは?。







☆3.79!!!。











3本目は、つい先日もご紹介しました遊穂

石川県鹿島郡中能登にある御祖酒造株式会社さんの日本酒。

今回は遊穂さんのひやおろし。石川県産能登ひかり55%石川県産五百万石60%精米山廃純米

※あれこれもだ!?(汗)。



呑んでみました。





お〜、香り穏やか、味わいもアルコール度数の割にはボリューミーな感じはしない。ひやおろしと謳ってはいるけど(ま、山廃だから力強い酸は仕方無いのだが・・・・)まだまだ酸もしっかりしていてフレッシュな感じさえします。

ここで、遊穂のがいう“山廃”とは?。
======================================

<山おろし純米とは!>
日本酒の製造工程の一つに酒母造りがあります。
蔵に住む有用な様々な微生物の力を借りて造る酒母は、
時間も手間も掛かりますが、
コシがあり味幅のある日本酒となります。

(大分大雑把な説明やな・・・・・・・)

更に

<この遊穂(ひやおろし)について!>
H22,3月に造ったお酒を火入れ貯蔵し、
ひと夏を越えて熟成し味に丸みを帯び、呑み頃を迎えた所を
タンクより瓶に直接詰めた冷やおろしです。

(共に裏ラベルより)








☆3.89!!!。









そして最後にご紹介するのは、黒牛
これで<くろうし>と読みます。
和歌山県海南市黒江にある株式会社名手(なて)酒造店さんの日本酒。

初めてなので、モチのロンでちょいと調べてきます。



酒魂日記一口メモ名手酒造株式会社

<名手酒造株式会社>

1:経営理念============================================================================
 家業であれ企業であれ顧客の望むものを造ることができなければ生き残れない。小規模蔵を継続させることへの覚悟は、
「酒で出来た家なら酒に返せばよい。」
と開き直ったところで定まりました。

<製造> 単に高品質酒というのでなく、家庭でも飲める値段帯でどこまで高品質のものが提供できるかに挑戦してまいります。
大吟醸等も高い評価をいただいておりますが、増産は極力避けます。
但し、純米酒は増産要請に徐々に応えてまいります。

<営業> 卸売りルートは原則ご辞退いたします。
地方清酒に理解のある販売店様と直結して、その商圏を調整しながら取り組んでいただきます。
また和歌山県の酒産地としての地位向上に貢献できることを大きな課題としており、山間傾斜地での酒米の契約栽培にも注力しています。



2:当蔵の状況============================================================================
平成14年1−12月での出荷石数は約1,500石程度となり、うち95%が特定名称酒で、純米酒と純米吟醸酒が約90%を占めます。また出荷先は60%が県内で、ほとんどが小売店への販売です。なお資料館での販売が100石程度あります。(1石=1.8L瓶100本)

バブル崩壊後の現在は、価格志向が強い一方で本物志向の流れも厳然としてあり、お値打ち感ある本物(純米酒)の商品という当社路線が順次ご評価いただけてきたと感じています。また極端な淡麗辛口志向の見直しと各地・各蔵の個性も重視されるようになりつつあるなかで、蔵の風土に合わせた酒づくりを提唱しております。

比較的柔らかい酒質と幅の広がった味わいです。


3:蔵の歴史============================================================================
  和歌山市の南方約10qに位置する海南市「黒江」は、室町時代から漆器産地として栄えた職人の街です。かつて奥まった入り江で、万葉集に「黒牛潟」として詠まれた風光明媚の地で、蔵の付近には黒い牛の形をした岩が浜辺にあったと云います。その後地震による隆起と埋立により黒牛を地名の由来とする黒江の市街地が形成されます。

1866年(慶応2年)当時繁栄を極めた漆器職人達を顧客として酒造りを始めたのは、名手源兵衛でした。安原村江南(現在の和歌山市東南部の農家集落)の自作農の出で、肥料商(名手屋)に奉公に出て認められ、暖簾分けを受けた由兵衛の三男、源兵衛は一旦蝋燭製造を志すも失敗、傘をさして通れないほどの細い路地裏に逼塞します。本家へ雇い戻してもらい修行の後、今の蔵のやや北方にあった江戸時代を通じて醸造していた酒蔵を本家からの借入金200両で株を買い再起を図ったのが、今度は成功したというのが沿革です。



 明治20年代一時的に県下最大の造石をしたこともあるほど販路を拡大する中で塩田、農地等に投資するとともに酒販売、宅地開発、と事業を拡大、特に黒潮海運を設立、南洋に航路を開設します。しかし第二次大戦で全船舶を喪失、農地解放で農地を失ったため酒造業だけが残りました。
 
 混乱を乗り切った後、清酒製造部門の将来性に疑問を持ち規模拡大に消極的であったため、拡大指向のメーカーに大きく差をあけられ、小規模に留まってしまいます。これがかえって品質指向の時代への転換が容易であった原因とも言えます。
 
 昭和57年頃より吟醸酒生産は開始していましたが、昭和63年には課税移出数量移出500石、灘への未納税が1000石、という状態まで縮小生産が続きます。

 昭和59年12月「酒づくり資料館 温故伝承館」を旧精米場に開設し、小規模でも高品質で酒造業を継続する方針を固めた以降、徹底的な高品質化路線を取ることとなります。平成2年から純米酒「黒牛」を発売し主力商品とした他、和歌山県の清酒産地としてのイメージ向上のため、地元での酒米契約栽培に取り組む等新たな展開を図っています。


 ともすれば保守的イメージが酒造家にはありますが、当蔵の場合、農家出の職人街育ちの沿革や、紀州の風土とも相まって、積極性のある歴史の変遷を辿ってきています。その時代、時代をどう生き抜くのか試行錯誤を続けてきた一方で、酒造業だけは一貫して核心分野であったことはたしかです。

 21世紀を迎え3世紀に跨る挑戦は、杜氏制から社員制への転換、高品質かつ地域としての個性を持つ商品の開発、そして一貫してお客様が納得して飲んでくれる酒づくり、を核として継続して行くつもりです。


<酒名・黒牛の由来>
 約1300年前、海南市「黒江」は、入り江奥の浜辺であり、今の蔵付近に黒い牛の形をした岩が波辺に見られたといいます。万葉集に3首の和歌で「黒牛潟」として詠まれ、黒江の地名由来となりました。犬養孝先生の歌碑が蔵脇に建立され当時を偲ぶ縁とされています。

 遠浅であったうえ、地震による隆起、埋立で陸化し、室町時代末頃から漆器産地として栄えるようになりました。

 正統な純米酒を醸すにあたり地元の伝承を背負う覚悟を示すとともに、万葉の昔を偲べるような、まろやかな味わいを目指したことから酒銘としたものです。







今回ご紹介するのは、山田錦(25%)50%五百万石(75%)60%精米純米原酒“ひやおろし”

※ありゃりゃ、この写真もちょっと傾いている!?(汗)。どーした俺!?。



呑んでみました。






香りは軽快味わいもタイトな筋肉質。ボディービルダーというよりプロボクサーといった感じ。キレも鋭くついつい盃を重ねてしまうかも。







☆4.29!!!!。











ただ今入荷、展開している“ひやおろし”軍団。

左から、羽根屋(富山)、天青(神奈川)、加賀鳶(石川)、黒牛(和歌山)、亀の海(長野)、鶴齢(新潟)、仲井(香川)、加儀屋(愛媛)、遊穂(石川)、えぞ乃熊(北海道)、播州一献(兵庫)、宗玄(石川)、結人(群馬)



これから、まだまだ入荷してくるので、できる限りご紹介していきますね〜。


















それでは今日も頑張ってましょう。






















いらっしゃい!!。



























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2010年9月23日(木) 16:50

日本酒のススメ〜其の五十八(^δ^)b〜

ひやおろし須弥山



こんにちわぁ〜、須弥山主米納です。






日中暑いとはいえ夜は涼しくなって、すっかり秋めいてきましたね〜。
19日(日)に行われた、北池神輿で今年も三神輿終了。

今年も残すところ10月3日の三鷹台の秋祭りのみ。

何か寂しく感じてしまうのは季節も手伝ってのことか・・・・。



別に神輿同好会に入るほどではないのですが、神輿は本当に楽しいものです。
あの一体感、垂れ流し状態のアドレナリン。
最近はノンアル神輿でも楽しめるので私にとってはスポーツ!?、はたまた格闘技!?。

毎年、担ぎ方も上手くなっていますし(あくまで主観!)、何か毎年そうなのですが、身体が出来てきたころ終わってしまうんですよね〜。

来年は、もう少し増やそうかなぁ〜、なんて思ったり思わなかったり・・・。



ってなことを考えていたら日本酒をご紹介したくなってきました。
なんで〜?。




では今日は3本ご紹介。







先ずは、天青
これで<てんせい>と読みます。

以前もご紹介しましたが、神奈川県茅ケ崎市にある熊澤酒造株式会社さんの日本酒。

多分前回それほど触れていなかったと思うのでちょっくら調べてみます。




酒魂日記一口メモ熊澤酒造株式会社

<沿革>
明治5年:(1872年)初代熊澤茂兵衛が酒蔵を造る。

明治6年:初の自社製酒「放光」完成。後年、2代目・積太郎が継承。

明治末期には3代目・茂吉が継承し酒造り一筋に歩む。

大正9年:放光」を「曙光」と改名、商標登録とする。

4代目・茂吉(襲名)が継承。

昭和26年:熊澤酒造株式会社として設立。

     後に5代目・圓造が継承。

平成8年:湘南ビール醸造開始。「モキチ・トラットリア」オープン。

平成9年:6代目・茂吉(襲名)が継承。

どーやら“茂吉”を襲名しているようです。

さらに、

“蔵元の、ものづくり。
明治5年の創業以来、酒造りを中心として私達
はずっと地域に根ざした「ものづくり」に取り組ん
できました。そんな私達が厳選した「米、麦、肉、
野菜、魚」を使った、安心で安全な手造りの美味
しさをお届けします”

といった考えのもとに、手広く色々やっているようです。

1)清酒:「天青」
2)ビール:「湘南ビール」、
3)イタリアレストラン:“モキチ・トラットリア”、“モキチ・フーズガーデン”
4)和食屋:“蔵元創作料理 天青”(高円寺の店とは違うようです。)
5)パン屋:“モキチ・ベーカー&スウィーツ”

などなど。


いやはや凄いものです(汗)。


ちょっくら蔵にも行ってきました。

相模川の東側、茅ケ崎インターの北側に位置する長閑な住宅地といったところでしょうか。どうやら、イタリアン・レストランと和食屋は蔵に隣接しているようです。



今回ご紹介するのは“吟望”といわれる五百万石55%精米して造った“秋”純米。ひやおろしということでしょうね。




呑んでみました。




ん、何だか含み香が何となくセメダイン臭・・・。
冷え過ぎかな。
呑んでからの味の抑揚は天青らいしい旋律を奏でます。
天青らしいタイトな感じは健在です。







ん〜、ちょっと気になる引っ掛かりがあるので☆3.35!!!。








次にご紹介するのは羽根屋
これで<はねや>と読みます。

富山県富山市百塚にある富美菊酒造株式会社さんの日本酒。


富美菊酒造さんちょっくら調べてみませう。


酒魂日記一口メモ富美菊酒造株式会社

<富美菊酒造株式会社>
[代表銘柄]富美菊、羽根屋(羽根屋とは当酒造家の古くからの屋号で、富美菊酒造の中では限定流通商品でもあります。)

[年間醸造量]800石

[代表者]羽根 昭              

[杜氏]羽根敬喜

[仕込み水名称(通称)]立山連峰伏流水

[原料米栽培方法]低農薬栽培、契約栽培

[精米方法]委託精米          

[蒸米方法]甑使用

[製方法]蓋               

[酒母]速醸、山廃

[上槽方法]袋掛け、槽、機械 

[蔵元紹介]
大正5年(西暦1916年)に、富山県の中央部呉羽山麓で、初代の羽根滋太郎が創業しました。

代表銘柄「富美菊」は、菊の香りのように香しく美味しい富山の代表酒であるということから菩提寺の住職により命名されました。

日本三霊山の一つ立山連峰から流れ出る豊かな水と豊穣な富山平野で育まれた良質の酒造好適米”五百万石”と”山田錦”を高精白したものを原料とし、酒造りの伝統を頑固に守りゆっくりと静かに低温長期発酵させた手造りの酒です。芳醇な香りと口当たりの良さ、さらりとした喉ごしを特徴としています。
絶えざる技術革新を重ねる一方、伝統製法を守り、甑、蓋等を使い蒸米、、酒母(山廃)づくり等、

「手を抜かず、気を込め、ていねいに仕込む」酒造りをモットーにしています。

(*)原料米を、限定吸水で手洗いしています。
(*)全量、蓋製法。



これを見る限り、言うとおりかなり丁寧に仕込んでいることが分かります。
あと、恐らくですが、お父様が社長で息子さんが杜氏ではないのかと。


実はこのブログで富美菊さんを書く前に、いくら調べても(勿論調べ方が悪かった^^;)、“羽根屋”の由来が分からなかったので、HP通してメールで蔵に質問したところ、次の日、蔵元の奥様(多分!?)から丁寧なメールを頂いたのでご紹介します。

==============================================================================


須弥山 米納様

謹啓 初秋の候 益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
この度は、当蔵製品をご購入いただき誠に有難うございました。

また、ご質問をいただき有難うございます。
「羽根屋」は、古くからの当蔵の屋号でございまして、蔵元の苗字をもじったものでございます。

「羽根屋」は、基本的に特定名称酒クラスのみの品揃えで、ごく一部の特約店さまにのみ流通している限定流通品でございます。

羽根屋の名前のイメージのごとく、軽やかに柔らかく、優しい酒、呑む方の心が浮き立つような、翼のように飛躍する日本酒として存在したいという願いを込めております。

蔵元杜氏が心を込めて醸す「羽根屋」今後ともお引き立ていただければ幸いでございます。

この度はお問い合わせ誠に有難うございました。
                                     敬具
富美菊酒造株式会社
羽根千鶴子



==============================================================================


メールとはいえ、やはり“手紙”というのはお人柄が伝わってきます。



今回ご紹介するのは、富の香55%精米純米吟醸“ひやおろし”





呑んでみました。






ひやおろしらしく然程酸を感じることはなく低アルの割には米の旨味も、上品さを保ちつつしっかりと出していて、ついつい盃を重ねてしまいそうです。秋の夜長にはいい相棒かも。










☆4.59!!!。










最後にご紹介するのは小左衛門
これで<こざえもん>と読みます。
岐阜県瑞浪市土岐町の中島醸造株式会社さんの日本酒。
酒魂日記ではもう常連の日本酒ですね。

今回ご紹介するのは、信濃美山錦55%精米特別純米“ひやおろし”






呑んでみました。






酸も落ち着いて円やかな味わい。
シッカリした管理のもとにいい熟成をした、という印象。
“ひやおろし”とはこうあるべき、というお手本なお酒。

熟成をしているとはいえ、味の膨らみの表面にはカチッとした張りがあり、味わいの輪郭をシッカリと構築しています。これも低アルですが呑み手の面倒見のいい日本酒です。








☆4,59!!!。















ただ今、“ひやおろし”が、ぞっくぞく入荷していますので、随時ご紹介していきま〜す。























それでは今日も頑張ってましょう。






















いらっしゃい!!。



























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2010年9月16日(木) 16:50

日本酒のススメ〜其の五十七(^δ^)b〜

新入荷日本酒&おまけ須弥山


こんにちわ。
須弥山主米納です。


 いや〜、とうとう吉祥寺秋祭りも終わってしまいました〜(TδT)/。
しかも、それに合わせるかのように季節もすっかり秋めいちゃて・・・・・。


お蔭様で今年も大いに盛り上がりました〜。

 チーム須弥山も日曜日は朝から繰り出し、途中、接待とかで神輿に付く時間が例年よりは少なかったですけどその分濃く担ぐことできましたし、ホント楽しかったです。


 私は役半纏(神輿の周りで交通整理)を着ていたので、今までの様に自由に担ぐことが出来なくなりましたが、祭りの内側の仕事をすることでより一層商店街に貢献でき、以前よりも須弥山・米納を覚えてもらったことが一番の収穫でした。
 皆さんが思っているより遥かに吉祥寺は下町(村!?)なので(笑)、先ず地元に根付かないと個人店は色々大変なんです・・・・・・(汗)。



 チーム須弥山は後残すところ、来週の“北池祭り”と、10月頭にある“三鷹台秋祭り”の2回です。去る夏を惜しみつつ、来る秋に胸躍らせ完全燃焼したいと思います。






ま、そんな訳でバタバタとしていた為今回ご紹介できる日本酒は1本。その代わりオマケを一つご紹介しますのでご勘弁を。




今回ご紹介するのは松の寿
これで<まつのことぶき>と読みます。
以前夏吟のときにご紹介しましたね。

栃木県塩谷郡塩谷町にある(株)松井酒造店さんの日本酒。

今回は、協会1801号酵母使用五百万石55%精米純米吟醸生原酒をご紹介します。




呑んでみました。
穏やかな香り。心地いい酸。そして未だ八分咲きだがちゃんと存在感のある、そして表面に緊張感のある味わい。
美味しいお酒だと思います。







☆4.29!!!。










そして“おまけ”。


株式会社オアシスフーズが造る<麦麦>
所謂ノンアルコールビールです。

何でまた!?、と思われますが、何とあの埼玉県入間の<琵琶のさざ波>麻原酒蔵(株)さんで出している商品なのです。
でもって、何でこの酒魂日記でビール!?、更にはノンアルコール!?と思われるでしょうが、これがちょっと美味いんです。勿論ホンチャンのビールには勝てませんが、大手のメーカーで造っているノンアルビールに比べればかなりいい線行っていると思います。
勿論、大手より値段はちょっと張りますが、呑んでみる価値は大ですぞ!。




※♪た〜らこ〜、た〜らこ〜♪と頭の中で唄いながらご覧下さ〜い。








============================================================================
保養とレジャーの複合施設「ゆうパークおごせ」(埼玉県入間郡越生町)に隣接する土地に、大きな酒類の製造工場が建設中だ。施工主は清酒蔵だと聞けば誰しもが驚く。清酒の消費は年々減退し、清酒製造メーカーはこの15年で26%も減少しているからだ。清酒蔵の経営は困難を極めているのが現状だ。

施工主は入間郡毛呂山町の麻原酒造。現在の蔵の施設が老朽化しているためと、商品の生産が間に合わなかったり、商品アイテム数が増えたり、それに伴い商品倉庫、包材倉庫ともに目いっぱいになってしまったため、新工場を決意した。同社は日本酒、リキュール、ワイン、焼酎などあらゆる酒類を手掛けることを通じて、業績を大幅に伸ばすことに成功した稀有な存在だ。発泡酒の製造免許を取得申請し「ビール系からワインまで日本で一番小さい総合酒類メーカー」(麻原健一社長)を目指す。

現在、クイーンズ伊勢丹、サカガミをはじめ、数々の有力小売店のPB(プライベートブランド)を手掛け、売上高もじわりと伸ばしている。問屋でもリョーショクリカーはじめ、有力社と共同開発した製品を多く持つ。その他、飲食店・地酒専門店・業務用卸・問屋業務部などと縦横に取引している。

「十数年前に清酒の市場状況がこうなることは見越していた。ここに経営資源を投入はできないと判断、リキュールやワインの製造免許を取得して多角化を図った」と麻原健一社長。梅酒、ゆず酒、杏酒などの和リキュールは今でこそ「ポスト焼酎ブーム」の商材として注目されているが、すでに十数年前にそれを見越していた。

しかも新しい免許の取得は、それなりの実績がなければ国税局は認めない。昨今の清酒蔵はリキュール免許を取得しているが、限定免許が多い。つまり日本酒を使ったリキュールしか作れない場合が多いが、同社では醸造アルコールを使用できるなど、製造の枠が広い。

しかし、何にもまして、同社のバイタリティを支えているのが、顧客のニーズに応える商品開発力と営業の機動力だ。実はこの点こそ清酒蔵が変わるべくして変われない点だからである。伝統と権威を持っているところほど、その重みからなかなか自由になることが難しい。「いいものを造れば売れる」というプロダクトアウトの考えから脱却できないところが多いのだ。

もちろん、同社も創業は明治15年の老舗だ。初代、麻原善次郎氏は琵琶湖の畔に生れて、9歳で東京青梅の酒蔵へ奉公に入り、29歳のとき現在の地、毛呂山で開業した。もとからある銘柄は「琵琶のささ浪」である。淡麗な酒質として知られている。

しかし健一社長はそこに安住することをしなかった。新しい清酒ブランド「武蔵野」を立ち上げたほか、発泡清酒、酒粕焼酎、リキュールに挑戦していったのだ。また中国などアジア諸国にも輸出を開始、順調に軌道に乗っている。

現在、最も推している商品は生キャラメルリキュール「キャラメリーナ」。「これは本当に自信作。アイスクリームにかけてデザートにも楽しめる」と5代目はにっこり笑った。
(食品産業新聞社記事より)
============================================================================



そんな感じです。










季節もよーやく涼しくなってきたので、来週からいよいよ“冷おろし”祭りやりますので、随時ご紹介していきま〜す。



















それでは今日も頑張ってましょう!!。











いらっしゃい!!。



























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2010年9月8日(水) 16:50

日本酒のススメ〜其の五十六(^δ^)b〜

新入荷日本酒須弥山



こんにちわ〜。
須弥山主米納です。




いよいよ今週末は“吉祥寺秋祭り”!!!!。
ま、一年で一番力の入る地元のイベントですね〜。

先週の5日の日曜日に予行練習&自主練兼ねて下北の例大祭にも参加してまいりました。

いや〜、例年より何が大きく違うかといえば、それはもうこの気候に他ありません。何せ、歩いているだけで汗が滝のように流れ落ちる訳ですから、それはそれはとても酒なんて飲む気になれません〜。もう只管スポーツドリンクを飲みまくっていました《≧Д≦》/。

吉祥寺秋祭りも、スポドリ呑んで、あ、いや飲んで熱中症に備えたいと思います。


皆さん是非是非お越し下さいね〜。
日曜日の夕方は南口商店街(祥南会)でエッサエッサ担いでいますので。







では,新入荷日本酒のご紹介ぃ〜。








先ずは遊穂
これで<ゆうほ>と読みます。

以前<ゆうほのゆうき>でご紹介済みの石川県鹿島郡中能登町の御祖酒造(みおやしゅぞう)さんの日本酒。


今回ご紹介するのは石川県産五百万石60%精米石川県産能登ひかり55%精米純米無濾過生原酒


能登ひかり!?、調べてみました。



酒魂日記一口メモ能登ひかり

新品種「能登ひかり」は大粒で腹白粒が出易いものの食味が良く, 強稈, 多収でいもち耐病性が強く, 搗精歩合が高いなど生産・流通両面にわたって長所が多く, 立地条件の悪い山間・山麓地帯向けの早生品種として今後の普及が期待されるものである。
どうやら食米のようです。








呑んでみました。






お〜、香り穏やか味わいシッカリ。その味を更にグッと引き締めるかのようなリズミカルな酸。余韻で呑み手の面倒を見つつキレていくエンディング。遊穂らしい味の展開健在ですね。

味のしっかりしたお料理、逆に酸っぱい酢の物なんかも合わせてみては?。








☆3.99!!!!。








次にご紹介するのは写楽
これで<しゃらく>と読みます。


福島県会津若松市にある宮泉銘醸株式会社さんの日本酒。


以前も写楽は紹介したと思うのですが更に詳しく調べてみましょう。



酒魂日記一口メモ宮泉銘醸株式会社

<宮泉銘醸株式会社>
酒名「宮泉」は中国の欧陽詢(おうようじゅん)の詩「九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせいめい)」と、当蔵も井戸が酒造りに最も適する灘の「宮水」に近い水質を示すことから名づけられました。

久成宮というのは唐時代の皇帝の離宮の名前であり、詩は
「貞観六年(632年)、かの有名な太宗皇帝がこの九成宮に避暑に出向き、皇后と一緒に散歩していた時のことです。城内の一角にかすかに湿り気があるのに気づき、皇帝が杖で突き刺したところ、まるで醴(あまざけ)のように美味しい泉が湧き出したのでありました。」
という内容です。

創業者の宮森啓治は、九成宮という離宮に湧き出た、あまざけの様に美味しい泉をイメージして名付けたのです。




更に、
「宮泉(みやいずみ)は、昭和29年に會津の老舗である花春酒造鰍ゥら分家創業しました。
 創業以来私たちが心がけているのは「酒造業は、消費者に満足される商
品を造るのが本来の責任」ということです。
 常にお客様の声に耳を傾け、お客様に満足していただけるような商品造りを続けております。(三代目宮森泰弘)

との事です。


<写楽>について
宮森家本家宮森文次郎商店の流れをくんだ東山酒造から、東山酒造廃業に伴って、会社の代表銘柄を復活するべく引き継いだ銘柄。(←多分合っていると思います^^;)

<純愛仕込>について
・會津にこだわった米、酒造り。
・酒のこと、酒質を上げることを常に考える。
・みんなにおいしく飲んでもらうためにはどうしたらよいか考える。
愛を込めて酒造りを行う。米を愛し、酒を愛し、人を愛する。
皆様に愛される酒を目指します。
これからも、自社努力を忘れることなく酒造業、
そして酒質向上に邁進していく所存であります。
ぜひ會津の酒をご賞味ください。(宮森義弘)


今回ご紹介するのは、会津産夢の香100%使用50%精米純米吟醸“なごしざけ”


ん!?、なごしざけ!?。
調べてみました。



酒魂日記一口メモなごしざけ
<なごしざけ>
宮泉酒造の考える「ひやおろし」とは、昔からのタンク貯蔵の生詰め酒である。
純愛仕込シリーズは全て瓶貯蔵ですので、ひと夏越した酒は「夏越し酒(なごしざけ)」。
(インターネット関連情報)







呑んでみました。




ほ〜、香り華やかだが味はタイトな筋肉質。比較的ドライに感じやすいかも。
味の広がりは無駄を削って最小限。ただ、水っぽくなる事無く味は詰まってます。お刺身からお椀物、果てはお肉に合わせてもいいかも。






☆3.37!!!!。












そして最後に、やまユ(正確にはヤマサのサの部分が“ユ”)。
ま、見ての通り<やまゆ>と読みます。

須弥山始まって以来の大手メーカーさん、秋田県秋田市の新政酒造株式会社

折角なんでちょっくら調べてみました。


酒魂日記一口メモ新政酒造株式会社

<新政酒造株式会社>
 嘉永5年(1852年)米問屋であった初代佐藤卯兵衛が創業(現在の社長佐藤卯兵衛氏が七代目)。
当時は「うへいの酒」、または屋号をとって「やまうの酒」として地元の人々に愛飲される。

 開蔵後まもなく明治維新が起きる。日本は幕府側と倒幕側とに真っ二つに。秋田県は県出身の国学者平田篤胤の影響もあって東北唯一の倒幕側に。佐藤卯兵衛も西郷隆盛の掲げる「新政厚徳」(“厚い徳を持って、新たな政<まつりごと>をおこなうべし”)という姿勢に熱い共感を憶え、「新政(しんせい)」という言葉を酒名にした。

 昭和になってから「あらまさ」と改銘。
 
 当時の5代目「卯兵衛」は秋田の気候風土のもとで酒造りを考案工夫し芳香醇味の酒を生出した。 この酒より培養した酵母が、所謂「協会6号酵母」であり、現存する市販酵母の中で最古の酵母である。

 今現在「7代目」も一部の吟醸酒を除き、「新政酵母」で仕込んでいる。低温でじっくり醗酵させる伝統の醸造方法によって、穏やかで澄みとおる香りを引き出し、芳醇な味わいを受け継いでいる。



ま、調べたらもっともっとあるのでこの辺で。



蔵にも行ってきました。

秋田県庁にも程なく近くかなり市街に位置した立地ですね。



今回ご紹介するのはそんな新政酒造の新展開ブランド<やまユ>

蔵元は代々創業者と同じ「佐藤卯兵衛」を名乗り、屋号でもある「やまウ(卯)」を冠した大吟醸シリーズが有りますが、この「やまユ」は専務であり次代蔵元「佐藤祐輔」(さとうゆうすけ)氏が中心となり造られた、今までの新政に囚われない、しかし新政のDNAをしっかりと受け継いだ『新生新政』の次世代ライン。

 余談だが、新政酒造さんでは『六号酵母』と『六號酵母』を“ごう”違いで使い分けているようで、『六号』は協会酵母>、『六號』は自社培養のものだそうです。さらに派生として『六號改』、『六號原株』、『廣島六號』、『岩野六號』などがあります。

何とも色々ロイロイある蔵元ですな。

今回ご紹介するのは、やまユシリーズの中から、ピンク色ラベルの桃やまユ
秋田県最古の県産酒造好適米・改良信交55%精米6号酵母使用純米吟醸


潔いラベル!!。



ん!?、改良信交。よく聞くが詳しく調べてみよう。



お、調度よく当の佐藤裕輔氏のブログ(http://ameblo.jp/yama-u-suke/)に“改良信交”について書いてあったのでそれをそのまま・・・・・・(¬。¬;)。

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<改良信交>
・・・私は、この米を相当気に入っていて、ばりばり契約栽培を拡大したいのですが、栽培できる手腕を持った方が少なく、難儀している次第です。

 なにぶん、背の高い稲なのですが、わざわざ原種に近い種子をいただいて栽培しているので、かなり背丈が伸びるタイプで、収穫が相当難しいのです。
ただ、難しいからこそ、いい米ができます。
 肥料を与えすぎると、すぐぶったおれるから、肥料を与えることができない。ひいては、必要最低限の肥料でスリムに育てるから、いい米になるのです。

と、話がずれましたが、
改良信交というのは、どういう米か?

名前がかっこいいんですが、意味がわかりにくいですね。字義通りにとらえると、どうやら「信交」という米を「改良」したのもののようです。
そう、この米は「信交190号」という米を、「改良」したものなのです。

「信交190号」というのは、「亀ノ尾」を父系統、母系統、どちらにも持っている、「亀ノ尾」の血の色が濃い品種です。別名を「たかね錦」。未だに新潟では人気があって、よく使われる米です。

 先日、お蔵を見学に行った「越の誉」さんでも、盛んに使っていて、印象的でした。新潟といえば「五百万石」ですが、「たかね錦」は、同じようなスッキリな印象ながら、ふくらみや、やわらかさを兼ね備えているようで、人気なのでしょう。

 このたかね錦、ずーっと昔は、五百万石と並んで新潟清酒を支える二大柱でしたが、ごたぶんに漏れず、育てにくいので、一時期は廃れてしまいました。

とはいえ、少量多品種の時代、いままた作付けは増えているようです。
「麒麟山」「想天坊」さんなんかもよくお使いのようで、滋賀ですが「不老泉」さんもこれで山廃を造っていますし、この特徴的な味わいを好む蔵も多いようです。


(ちなみに新潟の淡麗辛口を支えた「五百万石」という米について。
「五百万石」は、「たかね錦」とまったく同じ流れの亀ノ尾を主体とした系統に、「雄町」がベースの系統が交配されて産まれたものです。「たかね錦」とは親戚とも言えます。私はこの「五百万石」も大好きです。秋田ではあまり使われてはないですが、福禄寿さんの「隠れ彦べえ」というお酒は、五百万石の長所をうまく表現していますね。あれは大変おいしいので、よく買います。20〜30年ほど前、当蔵でも「五百万石」が、相当使われていたようです。
酒造組合にあった「秋田の酒蔵」という古い本を見ると、普通酒の麹などに、五百万石を使っていたとありました)


 話が飛びましたが、この「たかね錦」から、ふたつの有名な米ができたわけです。ひとつが「改良信交」、もうひとつが「美山錦」です。

 「改良信交」は、「たかね錦」を「二次選抜」(栽培特性/醸造特性の良いものを選択的に抽出する)して、育てやすいものを選んだ、というものです。 
ですから「改良信交」は「改良たかね錦」というか限りなく「たかね錦」に近いものです。

一時期、「改良信交」は秋田の酒米を席巻し、大吟醸などはほぼすべてこれで仕込まれていたようです(山田錦が手に入る蔵は少なかったでしょうから----)。
しかし、時代はくだり、「改良信交の味わいをそのままに、もっと育てやすいものを!」という声から、長野にて親の「たかね錦」に放射線を浴びせ、人工的に突然変異を起こし、丈の短い株を入手することに成功しました。ちょっと乱暴なやり方ですね。

これが「美山錦」。無理矢理、格段に、育てやすくなりましたが、けっこう味わいも変わってしまいました。まろやかさが薄れ、もっとすっきりな感じになったのです。
これは「美山錦」は、「改良信交」よりも、「亀ノ尾」の血が強く発現しているからではと思います。

 「美山錦」もいいんですが、私は「改良信交」の丸みが好きなんですね。というわけで、当蔵では、「美山」より「改信」に力を入れてます。いずれ「吟の精」「美郷錦」「酒こまち」と、全量秋田県産米にしたい! と考えてます。

(新政酒造〜蔵元駄文〜やまユルーム:http://ameblo.jp/yama-u-suke/entry-10468114532.htmlより)
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中々おもしろいブログですね。ちょいちょいチェックしてみます。





長〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜くなりましたが呑んでみました。






お〜、私の知る新政ではないですね〜。
香り穏やか柔らかい味わい、それをキリッと締める酸味。そして波が引くようにキレていく様。呑み手を気に掛けている余韻。

ん〜、素直に美味しいと思います。








☆4.38!!!。







うちみたいな店(当然、私自身)はどうしてもインディーズ系の蔵に目を向けがちですが、今回のやまユとの出会いによって、もっとその辺りの先入観を取り除かなければ、と痛感しました。たとえ大手といえども、この日本酒業界にとって厳しい時代に、今までの蔵に甘んじることなく次の時代を見据えて変化しようとする蔵には、やはり目を向けるべきかな、と。そして柔軟な姿勢で対応していこうと。自分の振れ幅をもっと広くもとうと。
いや〜、勉強になります。














それでは今日も頑張ってましょう!!。











いらっしゃい!!。



























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2010年9月3日(金) 16:50

日本酒のススメ〜其の五十五 (^δ^)b〜

新入荷日本酒須弥山



こんにちは!!、須弥山主米納です。




いよいよ9月。



今年も残すところあと4か月。
ということは3/4が終わったということですね。
何だかんだと、バタバタしているうちにあっという間ですね、一年なんかは・・・・・・・・。

逆に言うと、日々をちゃんと目的をもって過ごさないとダメですよってことですね(^ω^;)。


今月からはいよいよ神輿シーズンの始まり〜。
吉祥寺の秋祭りを中心に計4所。
勿論、体育会系ガチ担ぎ手の方から言わせれば、全く話になりませんが、私は神輿を楽しむ方なのでこれ位で十分です。

私をはじめスタッフ全員、9月の日曜日は殆ど神輿に充てられることになります。頑張らねば〜。





ってな訳で日本酒のご紹介。






先ずは奈良萬
これで<ならまん>と読みます。

福島県喜多方市字北町にある夢心(ゆめごころ)酒造株式会社

福島なのに“奈良萬!?”。

調べてみると、
「福島なのになぜ『奈良萬』という酒名なのかというと、元々の屋号が「奈良屋」で、更にご先祖様に「萬」が付く名前が多かったそうです。当時は「奈良屋の萬吉さん」と呼ばれていて、次第に略され『奈良萬さん』と呼ばれるようになったのだそうです。」
とのこと。

序でなんで、ちょっくら調べてみました。



酒魂日記一口メモ夢心酒造株式会社

 東海林萬之助(七代目当主)は、毎日朝早くから夜遅くまで風味、こく、ともに良い酒を何とかして造ろうと、酒造りの研究に没頭し、寝食を忘れて働いていた。

 そんなある夜、萬之助の夢枕に「我は『朝日稲荷』なり、汝の心掛け殊勝なり、酒造りの秘伝を伝授すべし。」と酒造りの方法を教えられた。

 早速その通り試造してみると香り、こくともに稀なる芳醇な銘醸を得ることができた。萬之助は近郷近在つどい寄って皆と、この美酒に酔い喜んだ。その名声は、会津一円はもとより県内外にまでもてはやされるに至った。

 これは神のおかげと思い『朝日稲荷』がどこにあるか、八方手をつくして聞いたところ、岩瀬郡須賀川のほとりにあるのが分かった。感謝と報告をかねて酒樽を背負い徒歩で喜多方より須賀川の朝日稲荷に辿り着く。酒樽を奉納し感謝の真心を捧げる。
 しかし、旅の疲れのため社頭でうとうとと眠ってしまった萬之助の夢枕に、神が現れこう言った。「よくぞ詣りしよ。汝の造る酒に『夢心』と名づくべし」。
 時はあたかも弥生(3月)の頃、東の空に朝日が輝き、中庭の「中丸桜」の花は満開と咲き誇り、花の色の鮮やかさにしばし陶酔の境地にひたる。吹くそよ風が桜の花びらを中空に舞いひろがらせ、そしてそれは一瞬にして落下し、あれよあれよというまに全身が花びらにつつまれた。
 何とも形容しがたき満足感、神の御加護のありがたさと、うれしさに感動が全身にみなぎり、瑞喜の涙が頬をつたう。

 かくして夢よりさめ商標を『夢心』と定め桜の花をあしらうようにした。想うに朝日は東海より昇るもの、朝日稲荷と東海林家とは因縁浅からず。夢枕にたった神のお告げにより、美酒が生まれた。

 今でも朝日稲荷神社の春秋の祭典には昔を今に忍び、御神酒をお供えするのがならわしとなり今日に至る。古き伝統による近代的な設備から醸しだされる清酒『夢心』の栄は、朝日の昇るが如し、瑞祥と言うべき。

(夢心酒造株式会社HPより)


ほうほう、中々の逸話。



更に、
「夢心酒造さんは、創業明治10年、生産石数が2500石、喜多方地区の酒蔵としては大和川酒造店さんと並ぶ最大手です。主力の銘柄は「夢心」で、地元向けにフルラインナップでお酒を販売しています。
 
 しかし、地元の人口減と、呑み手の高齢化から「夢心」の売り上げはつるべ落としなのに危機感を抱き、蔵元後継者で昨年秋に社長に就いた東海林伸夫さんが2000年ごろに投入した大都市圏向けの新銘柄が「奈良萬」です。」

(インターネット関連情報)
とのこと。




今回ご紹介するのは、五百万石55%精米うつくしま夢酵母純米生原酒
ん!?、うつくしま夢酵母!?。
調べてみました。



酒魂日記一口メモうつくしま夢酵母


<酵母開発は、研究者たちの間でも大きな夢の一つ>
酒造りに欠かせない<酵母>は、もともと各酒蔵の空気中に存在していました。戦前の日本酒は、ほとんどどこの<家付酵母>と呼ばれていた野生の酵母によって造りあげられていたのです。そのため、各醸造蔵それぞれの蔵癖をもった様々な味を楽しむことができました。

戦後、酒造りの近代化が進むと同時に、国や県の研究機関、あるいは大手企業が開発した酒造用酵母が広く使用されるようになり、それにより日本酒は全国的に平均的な品質のものが仕上がるようになってきました。

それはかつて<蔵癖>と呼ばれたその蔵元独自の特徴が失われつつあることの現れでもあったのです。
品質の良い、福島県独自の酒用酵母開発は、研究者たちの間でも大きな夢の一つでしたが、けれども新たな開発には長い年月と多くの費用が必要になってくるため、実現するまでには至りませんでした。

<本県初めてのオリジナル酵母の開発>
しかし、昭和63年から4年間にわたり国と県から大型予算を受け、酒造工程の近代化についての研究プロジェクトチーム<地域システム技術開発事業>を立ち上げました。そしてその中の研究テーマの一つに、本県初めてのオリジナル酵母の開発があったのです。

一口に酵母と言いますが、その種類は数千にも及びます。現在使われている清酒酵母だけでも数十種にも及びます。最初に10日程かけて液体培養をし、麹を入れて培養して候補を選ぶのに一カ月、そこからさらに数カ月かけて実際に日本酒を仕込んでみて、始めてその酵母が日本酒を醸造するのに適しているのかが解ります。

約千種の酵母から、醸造するまでに至ったのは10種程度。

その中の一つが<F7-01酵母>でした。
※“F7〜”のFは福島のF。

この酵母を使って造られた酒は、他のものと比べ、酸が少なく非常に好い香をもっていました。

福島県知事命名の<うつくしま夢酵母>はフルーティな香と、華やかで酸味の少ないソフトな味わいを作り出す酵母と言えます。
この酵母は後に<うつくしま夢酵母>と名付けられました。

(福島県酒造協同組合HPより)





呑んでみました。





先ず最初にシッカリとした酸を感じるが直ぐ様旨味がパッと開いて余韻を残しつつ、いい具合にキレていきます。抜ける感じも潔くていいですね。









☆3.78!!!。














次にご紹介するのは(今更ですが)飛露喜
これで<ひろき>と読みます。

福島県会津坂下町廣木酒造本店の日本酒です。


今更ですがちょっくら調べてみましょう。


酒魂日記一口メモ廣木酒造本店

<廣木酒造本店>
「廣木酒造本店」があるのは、会津地方西部の会津坂下(ばんげ)町、新潟に抜ける越後街道に面している。人口は2万人だが、古くから酒造りが盛んで、現在も3つの蔵が酒造りに励んでいる。

 創業は江戸時代中期の文政年間。かつて会津若松と新潟を結ぶ越後街道沿いの宿場町として振るわいを見せた地に廣木酒造は創業した。

 1996年、19年勤めた杜氏が高齢のため引退。翌年、先代である実父と造りを始めるが1年後にその実父が逝去。心の準備もないまま廣木健司さん(34歳)は蔵を継いだ。
 
 1999年突然現れた “飛露喜” は、瞬く間に地酒ファンの間で噂になる。
現在、「飛露喜」は引く手あまたで、蔵にも在庫はない。「一歩でも自分の酒造りの質を向上させたい」と、毎年夏には少しずつ蔵を改修。先を見据えた酒蔵造りにまい進している。

飛(とぶ)、露(つゆ)、喜(よろこぶ)。
“喜びの露(酒)、ほとばしる”。
名字の“廣木”に由来する、飛露喜の誕生。

因みに、一升瓶のラベルの文字は蔵元のお母さん、廣木浩江さんの手によるもの。

(インターネット関連情報)



ちょっくら蔵に行ってきました。
北は喜多方、南は会津若松まで広がる広大な田畑に囲まれた一町に位置する、といったところでしょうか。


今回ご紹介するのは、五百万石50%精米華吹雪55%精米、2種類の酒米を使って造られた特別純米







呑んでみました。






う〜ん、ま、今更ですがやはり美味しく仕上がっております。
香り、旨味、酸味、キレ、どれもが多くもなく少なくもなく、いい塩梅に
とてもバランスよくまとまっております。






☆3.99!!!!。














そして最後にご紹介するのは初孫
これで<はつまご>と読みます。

お〜そ〜ら〜く、この酒魂日記初の大手有名蔵ではないでしょうか。

山形県酒田市にある東北銘醸株式会社さんの日本酒。




折角なんで調べてみました。




酒魂日記一口メモ東北銘醸株式会社
<東北銘醸株式会社>
酒田は江戸時代には「西の堺、東の酒田」と謳われ、海上交通の要所として栄えた港町です。
回船問屋を営んでいた初代佐藤久吉氏が、旧庄内藩酒井家の酒井悌(?)一郎氏から酒造技術を学び、「金九(きんきゅう)」という銘柄を世に送り出し、酒造会社を始めたのは明治26年のことです。昭和の初めに当家に長男が誕生したのを機に、みんなに愛され喜ばれる酒にしたいと願いを込めて酒名を「初孫」と改めました。


<初孫は生酛造り一筋>
 日本酒は、米と水と自然界の小さな命の力によって醸し出されます。日本酒ができるまでには、さまざまの場面で微生物の営みが関与し、大きな役割を果たすのです。
 中でも酒母という工程ではアルコール発酵をつかさどる清酒酵母を大量に育成する工程。近代に入り、複雑な工程の省力化を図ろうといくつかの手法が開発されてきました。ところが、初孫の蔵では、創業以来一貫して時間と手間のかかる昔ながらの伝統手法「生酛造り」による酒造りを行っています。
 そこには、酒造りの原点を見つめた品質へのこだわりがあるからにほかなりません。

 生酛づくりとは、清酒酵母以外の生き物の繁殖を抑えるにあたり、空気中の乳酸菌を活用するやり方。長年培われた技術と経験が必要であり、現在生酛で仕込む蔵は全国的にも数少ないとされています。

 自然界の営みを巧みに誘導することにより育成される酵母は、醪において健全でしかも旺盛な発酵をもたらすため、力強くしっかりとした酒質になるといわれています。そして、醸し出された酒は、深みのある味わいとすっきりした後口が特長です。

 初孫は、水と緑に恵まれた環境のもとで、地方の風土が息づく「酒の酒田」ならではの豊かな味わいを継承し、発展させていきます。

 現在杜氏を勤めている後藤英之氏は山形県を代表する名杜氏の一人です。国税庁主催の全国新酒鑑評会での連続入賞(山形県内では一位、全国的にみてもトップクラスの成績です)をはじめ、明治から続く全国選抜品評会では平成8年に伏見(京都)よりも東の地方で初めて全国第一位の栄誉に輝きました。
(インターネット関連情報)


ちょっくら蔵にも行ってきました。
もう、酒田市中心部から南西に位置し、海までも歩いても数分の長閑な平野といったところでしょうか。夏は吹く風に磯の香りを感じ、冬は海からの身を切るような風にさらされるような、そういった所に大きな蔵が佇む、ま、あくまでグーグルアース見ただけなんですがね(^ε^;)ゞマチガッテタラゴメンナサ〜イ。


で、今回ご紹介するのは、数多くあるラインナップの中から、蔵元も意外に思う“女性に人気”の魔斬
これで<まきり>と読みます。

酒魂日記一口メモ魔斬
北の日本海に面する港町、山形県酒田市。“魔斬”とは、酒田に伝わる、主に漁師などが使う切れ味鋭い小刀のこと。魔を斬ることから魔除けの縁起物とされています。
(“魔斬”裏ラベルより)


美山錦55%精米生酛純米“本辛口”




呑んでみました。
お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!。
ザ・生酛!!といった味わい。シッカリした酸とどっしりと奥行きを感じる、所謂生酛的風味の味わい。
ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、ちょっと苦手なタイプだな〜。
でも、そうも言ってられないので、ちょっくら思案。
そうだ燗つけてみよう。

先ずは40°・・・・・・・ん〜まだ苦手な風味が残るな〜。
次に45°・・・・・・さっきよりはいいバランスだけどまだ気になるぞ。
では50°・・・・・高い気もするけど、個人的にはこの温度が一番いいと思います。味の膨らみも、キレも抜群ですし。

焼き物、揚げ物、煮つけなどと相性良さそうです。








☆3.33!!!。





それにしてもこの日本酒が女性に人気とは、いや〜意外や意外です。
勉強になりました。





















それでは今日も頑張ってましょう!!。











いらっしゃい!!。



























※ミクシィはじめました〜。「吉祥寺 須弥山」で検索!!。
 須弥山コミュニティー、どしどし参加下さ〜い。
更に“twitter”もやっているので皆さんfollowよろしくです。
“shumi1000”で検索GO!。

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