須弥山ブログ 酒魂日記

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2009年11月10日(火) 16:50

須弥山恒例罰則!!。

宮崎須弥山

こんにちわ。
須弥山主米納です。


いや〜、10周年のお祝いに皆さん駆けつけて頂きまして、心より感謝もうしあげます。

そんな中、うちの宮崎“ラブ・ドッキュン!”正樹がやってくれました。
マサ、これからは気をつけるように!!!!。
このブログの読者でしたら彼の身になにがおきたのかは言わずと分かることでしょう・・・・・・・・・。

カット:仲井理髪店





あ、そうそう、昨夜うぶちゃんから頂いたケーキの写真です。

本当に、有難うございました。


うぶちゃん、昨夜はだいぶ長い吉祥寺の夜になったそうで・・・・・・。
ふふふふふふふふふ。




では、今日も頑張ってましょう。






いらっしゃい!!!!。

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2009年9月10日(木) 16:50

兄弟!?。

兄弟須弥山
宮田酒店の配達は、いつもウェンツ似の渡辺君が来るのですが、今日は久々に山ちゃんが顔を見せました。

ところが、そこで衝撃の事実が!!!!!!。
一昨日坊主にした須弥山のなかピーに、激似じゃありませんか!!!!。
いや、マジで兄弟といっても過言じゃありませんんんんん。
勿論、身長差(山ちゃん:でかい)、体重差(なかピー:デブ)はありますが、他人とは思えないくらいの似方です。


では、その衝撃の事実をご覧下さ〜い。

































































どうですか、この事実をどう捉えますか・・・・・・・・。



では、今日も一日頑張ってましょう!!。


いらっしゃい!!!。

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2009年9月8日(火) 16:50

新しくも古い新人社員!!。ご紹介!!〜其の弐〜。

宮崎正樹須弥山

暑さも大分和らぎ、
聞こえる虫の音にも本格的な秋の到来を感じる今日この頃、
如何お過ごしですか?。

秋といえば、いよいよ秋祭りのシーズン!。
早速、6日の日曜日に下北の神輿担いできました。
秋祭りツアーの一発目だけに、メッチャわくわくしました。

私は、そんな神輿同好会に入る程ではありませんが、毎年、吉祥寺の秋祭りを中心に商店街のお付き合いや知人の伝で秋口だけで計4回ほど担がせてもらってます。

やはり日本伝統庶民文化はかなり熱くなりますね!!!。
毎年、年甲斐もなくゴリゴリ担いで、次の日に廃人と化すので、今年はもう無理をせず頑張っていきたいと思います。ただ、その場になると・・・・・。




ってな訳で、今日は前回に続いてもう一人の新人社員の紹介。
これもまた、新人といっても学生からの転向なので学生時代も含めますと今年で4年目になります。

宮崎正樹
通称、マサ、もしくはマサオ(!?)。
東京都練馬区出身の若干22歳
最近はともかく、昔は若手イケメン君でした。
大学を中退しての須弥山入社でした。(←そんなに甘かね〜ぞ〜!!:主)

@須弥山では日本酒・一気飲み担当(←良い子は真似をしないように!!)。
Aアルコール全般OKのオールマイティープレイヤー。
 特に、地元の行きつけのバーでは、“チンギス=ハン”とかいうウォッカを好んで呑んでいるそう。
B座右の銘、いっちゃいますか!!


今回も、酒屋研修の日記を載せて、マサの人となりをお伝えします。
それでは、宮崎正樹の登場です。しばしお付き合いの程を。



<7月3日(金)>---------------------------------------------------
初日は仕事の内容を教えてもらった。
午前中は発送用の荷物を伝票をみながらダンボールに詰めて、所定の場所に置く作業。
知らない酒や焼酎が多く、まだ場所がわからず、大半はこの作業に費やした。
午後に配達用の酒を詰めるのを手伝いながら、お酒の場所を確認して、一日目が終わった。



<7月4日(土)>---------------------------------------------------
今日も午前中は発送用の荷物を詰める。
昨日と違うのは大量の酒が届いた。
よく出る焼酎の「中々」は一度に何十ケースも届く。
それを倉庫内に積み上げていく。

さすがに五段も積み上げるのは辛かった。

他の焼酎も届いたので。山田さんに場所を聞きながら、一日この仕事を終えた。

まだ宮田さんと話す時間はあまりない。


<7月7日(火)>---------------------------------------------------
今日で3日目、月初めの方は大量にお酒が届くらしい。
午前中に配達用の荷物を詰める。
火、金は都内の方まで朝配達があり、今日は一人で詰めた。
午後には、焼酎の「喜六」(“喜”は七が3つ三角に並んだ文字)が大量に届いた。
山田さんが酒配達用の荷物を詰める間に、ひたすら届いた焼酎、梅酒を倉庫に積み上げた。
そのまま途中で時間になり、この日を終えた。

明日はもう少し荷物が少ないらしいので、少しはお酒について話が出来たらと思う。


<7月8日(水)>---------------------------------------------------
今日で四日目、いつも通り午前の作業を終える。
午後も届くお酒を整理して、いつもより早く終わったので、店内に出た。
出勤までまだ1時間程あり、少し話を聞けると思ったが、宮田さんが業者の人と話をしているので、店の掃除をしながら、須弥山に無いお酒をメモしてみた。

A)渡舟→氷「渡舟」9号系酵母、茨城県石岡市、新聞にくるまれている。

B)阿櫻→秋田県横手市、お客様に結構売れていた。宮田さんもお勧めしていた。

C)川亀→愛媛県八幡市、ラベルが赤と青があり、青は雄町55%精米赤の方は、今日は無かった。

D)清泉→新潟越淡麗、ラベルが特徴的。日本酒の基本にも載っていた。

E)五凛→石川県特A山田錦、ラベルの色によって種類分けされている。

今日はこれだけ書いて時間になった。


<7月16日(木)>-------------------------------------------------
久しぶりに宮田さんの所に行くと、新人さんがいた。
午前中に発送用のお酒を詰めた。
午後は新人さんに仕事を教えるので、ひたすら車2台を洗車し、ワックスをかけ、この日を終えた。


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〜番外編、栃木県の無農薬農家・藤田芳さんを訪ねて〜
<7月5日(日)曇り>
@沼“ダム”)
雨やわき水を人工的にせき止めて調節
アメリカザリガニ、川エビ、カブトエビなど。
ブラックバスを掃除したが、業者が放流、今もまだいる。

A田んぼ)
藤田さんの所は土が柔らかく肘まで入る。
違う所は固く指しか入らない。
農薬を全く使わなく、川エビなどが雑草を取る。
夏は藻が張り、水温の調節、光合成により酸素を供給。
ザリガニは仕事もするが穴を掘るのだけがネック。
収穫後は違う野菜を作り、残りが肥料に。

ここまでするのに長い時間が必要で、雑草を一日中取り、すごく大変。
毎朝声をかけ「おはよう」、「がんばれ」、その言葉が大事。
藤田さんの一言一言がとても深く、重く、正直自分にはまだ全てを理解出来てないと思う。

BJAS規格)
無農薬を3年続けて、役所の認可が必要。
藤田さんは法整備される前から続けている。
まわりに農薬を使う農家がいる場合は規定の距離を取り、立ち会いのもと使う。

C畑)
ナスの畑が病気で駄目になっているのを見た。
本来ならもう駄目なはずなのに、奥の方から復活の兆候がある。
間にネギを植える対策を講じているのも要因だが、やはり声をかけるのが大事なのだと思う。
生のナスをかじって甘くおいしかったのが初体験でよかった。
ブルーベリーもおいしく、人の声などで味が変わるという話に驚いた。
植物も生き物なのだと教えられた。


今日朝から色々な話を聞いて、体験して良かったと思う。
こうゆう話を自分でどう生かすかがこれからの課題で、もし店で使うのであればしっかり説明して伝えるのが義務であり、そうしたいと思う。
お酒も食べ物も作る側を見て思った事や、どれだけ大変な事なのかをしっかり伝えられれば、お客さんもうれしいと思う。
自分はまだどこまで出来るか分からないけど、やっていこうと思います。
本当に良い体験でした。
-------------------------------------------------------------------



どうでしょう、マサの人となりが少しは伝わりましたでしょうか?。




それでは、あ、その前に。
今日、仲井君遅刻したので坊主にしてみました。
序にあごのモズクもカットしてみました。

なんか、坊主の方が精悍さが増したような・・・・。


「おい!、何かポーズとらんかい!!。」



「ん〜、何か気合が入っとらんな〜。」




「よし!、それだよ!、それ!、仲井ちゃん!!。」

※下にスクロールすると、坊主にする前の仲井ちゃんに会えます(笑)。




それでは、今日も一日頑張ってましょう!!。



いらっしゃい!!。

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2009年9月5日(土) 16:50

新しくも古い新人社員!!。ご紹介!!。

仲井昭広須弥山
こんにちわ、須弥山主米納です。

まだまだちょいと日中は汗ばむこともありますが(ポニョ体系の私だけ!?・・・。)、そうは言っても夕刻ぐらいになると、吹く風もすっかり秋めいてきました。

市場・店頭に並ぶ食材然り、入荷する日本酒然りです。
いよいよ、食慾飲慾(!?)の秋の到来です。


さて、今日は、来店下さった常連のお客様のは紹介済みなのですが、7月から新たにホールスタッフが2名正式に社員として須弥山メンバーに加わったのでそのスタッフを2回に亘って紹介していきたいと思います。

ま、普通に紹介しても、面白くないので、お世話になっている酒屋さんに研修に入ってた時に書かせていた日記を添えてみたいと思います。
その“人となり”が垣間見れるかも、です。

先ずはじめは、仲井昭広
通称“あきピー”

香川県高松市出身の32歳独身貴族(お金持ってないけど)!!!!!!!!!!!!。

お笑い目指して上京するも、泣かず飛ばずの現実に、いよいよ見切りを付けての須弥山入社。(←そんなに甘かね〜ぞ〜!!:主)

@須弥山では、日本酒・お笑い担当。(←“お笑い”は・・・・・。:主)
A無類のビール好き→おなかQピーちゃん
B座右の銘“ビールは裏切らない”


それでは、仲井昭広の登場です。しばしお付き合いの程を。





<7月1日 (水)曇り>----------------------------------------------
宮田酒店初日!! 緊張気味で店に入ると、宮田さんが「オハヨッ」と笑顔で向かえてくれた。

まず最初の仕事は、月始めの請求書の発送。自転車を借りて郵便局へ!
その後は、各店舗へ発送用のお酒の準備。裏の倉庫で山田さんと一緒に作業を始める。山田さんに大まかなお酒の位置を聞き、伝票を見ながらお酒を探して詰めていく。普段見ない日本酒や焼酎が多くて、かなり手間取ってしまった。

山田さんスミマセン…。

発送用のお酒の準備が一段落すると昼食の時間、宮田さんにお昼をご馳走になる。ゴチソウサマです。

午後は、お店の品出しをしながら配達用のお酒の準備。伝票を見ると焼酎の需要のほうが多いように感じた。
しかし、宮田さん曰く、最近は焼酎もだいぶ落ち着き、日本酒の人気が上がってきてるようだ。

そうこうしていると、4時になり、須弥山に行く時間。宮田さんに駅まで送っていただいた。

今日は宮田さんに甘えっぱなしの1日だった。
明日もがんばろう。
(一日目終了)


<7月2日(木)雨>-------------------------------------------------
宮田酒店二日目!!天気はあいにくの雨だったが、宮田のアニキの笑顔は快晴だ!

店に着くと、さっそく昨日と同じく発送用のお酒の準備。
しかし、昨日ある程度酒の位置を覚えたのに、すでに配置が変わっていた…。
どうやら、昨日僕が帰った後にお酒が大量に届いたようで、片付けと同時にお酒の位置が変わったようだ。

恐るべし、宮田酒店の倉庫!!

なんとかお酒を詰め終えて昼食をとる。
雨が降っていたので、山田さんと車でコンビニへ。
二人仲良くのり弁を買う。
「やっぱりコレだよね♪」と、少し距離が縮まった気がした。

昼食後、お店で品出しをする。
お店にいると、宮田さんに日本酒に関するアドバイスや最近のオススメを聞きに、いろんな人が来店してくる。
そんな人達に的確な説明をする宮田さんは頼もしく見えた。

とあるお客さんとの話を近くで聞いていると、生酒の良し悪しについて話していた。
生で飲んで美味しい時期と、そのお酒の美味しさを火入れをして安定させるという考え方を話していた。

なるほど…。

あと、「日本酒を通して四季を感じる」という話しをしながら、最近出ている夏酒をおすすめしていた。

隣で聞いていて勉強なった。
お店でいかせるようにしよう。
(二日目終了)


<7月9日(木)曇り>-----------------------------------------------
一週間ぶりの宮田酒店。

いつものように店に入ると、宮田さんから「いらっしゃいませ〜」の挨拶が!!
いやいや…。
「冗談だよ〜、仲井君!」…イッツ、ミヤタジョーク!!。

宮田酒店の朝は、だいたいこんな感じの空気で始まる。
いつものように発送用の伝票をもらい、裏の倉庫でお酒の準備。
山田さんとお酒を詰めながら話しをしていると、日本酒の需要もだいぶ増えてきたよという話題に!。

宮田酒店さんへの注文だからという事もあるのだろうけど、日本酒業界に入った自分にとっても、心強く、嬉しい事だと感じた。

昼が過ぎて、お店で品出しをしていると、六本木にある和食店・久高の岩川兄が来店。
「本当に働いてるんだ〜」という話しをしながらお酒を選ぶ岩川兄!。
最近のお気に入りは、宝剣の涼香吟醸と鯉川のうすにごり。
あと山田さんのオススメで、白岳仙のうすにごり純米などを購入。
お買い上げありがとうございます。

「仲井も頑張れよー」と、いつもの笑顔でお店を後にした。

その後、品出しをやっていると、宮田さんから「お酒が来たから、ちょっと手伝って」と声がかかる。
裏にいくと大量の焼酎が届いていた。
二人でその焼酎の山を眺めていると、宮田さんがポツリと「これ須弥山でなんとかしてよ…。」
アニキ!!それは無理っす!!。
(三日目終了)


<7月10日(金)晴れ>---------------------------------------------
今日は週末でお酒がいっぱい来るから頑張ってねっ、と気合いを入れてもらい、作業を始める。

一通り発送用のお酒を準備し終え、来たお酒も片付けてお店に出る。

お店では、宮田さんがお客さんに頼まれて、お酒の使用米、酵母、酸度、などのお酒のデータ表を作っていて、それの手伝いをする。
解らないデータは、直接蔵に電話して話を聞く。
どの蔵も丁寧に教えてくれた。

そこで、9号や7号といった酵母の話になったので、空いた時間に本を読ませてもらった。

酵母とは、米などに含まれる糖分をアルコールに変える微生物。
<協会酵母>
昔は蔵に住み着いた「蔵つき酵母」が主流だったが、
より質の良い酵母で安定した酒造りができるようにと、
明治時代に醸造協会が純粋培養した優良な酵母を配布した。
現在では、各都道府県や民間の研究機関でも優良酵母の開発が進んでいる。
現在使用されている主な協会酵母。

A) 6号:発酵力が強く、穏やかで澄んだ香りを発し、製成酒に芳香をつけ旨味を与える。秋田県新政酒造から分離。
B) 7号:華やかな香りで吟醸香が高く、普通酒などにも広く使われている。長野県宮坂醸造より分離。
C) 9号:短期型の醪になりやすく、製成酒は酸度が少なく華やかな香りで吟醸酒に適する。熊本県酒造研究所の醪より分離。
D)10号:低温長期形の醪ができ、酸が少なく吟醸香が高い。東北六県の酒造場で分離された酵母のうち優良なもの。
E)11号:長期形の醪になり製成酒はアミノ酸が少なくキレが良い。
協会7号から分離しアルコール耐性の強い酵母。
F)14号:酸は少なく特定名称酒に適する。金沢国税局管内で使用していた金沢酵母から吟醸香生成能力の高いものを使用。

現在では各都道府県での酵母の開発や、蔵独自の酵母、花酵母など
多数の酵母で、独自の酒造りを行う蔵が増えている。

宮田さん言わく、地元の米 地元の水 地元の酵母で地酒を作る!!そういう熱い気持ちを持った蔵がある!

その気持ちを少しでもお客さんに伝えれるよう努力したいと思った。
(四日目終了)


<7月11日(土)曇り>---------------------------------------------
宮田酒店の店頭にある「おすすめの夏酒」の看板にようやく気付いた。
宮田さんに「えっ!いまさら!?」と驚かれた!。
開運や宝剣など知っているお酒から、小左衛門などの飲んだことのないお酒まで7〜8種類!!。

「味見してもいいですか?」の一言が言えずに、お酒の瓶をじっと眺めていた。

仕事が落ち着いたので夏酒の話をうかがった。
今の時期は、各蔵から夏酒の入荷も増えて、売り上げも順調とのこと。
夏酒とは、普段出しているお酒に比べてさっぱりと感じるように、アルコール度数を下げたり、酸味を強くしたりと、より飲みやすくなるようにと考えられたお酒!!。

夏の暑い時期にぴったり!

そんな中でも、三重錦はお米の旨味をしっかり出しつつ、力強い酸味をきかした骨太なお酒になっているようだ。

「味見してもいいですか?」の一言が言えずに、お酒の瓶をじっと眺めていた。

開運の夏酒にいたっては、7月前半で終売という人気っぷり。
夏本番前に無くなるとはすごい人気だ。
宮田さんのセールスもあるが、日本酒を楽しむ人が多くなったと思うと喜ばしい事だ。

さすが開運!さすが宮田酒店!そして、さすが須弥山!…
図々しいけども、蔵元やお客さんから、そう思われる店でありつづけたいと思う。
(五日目終了)


<7月14日(火)晴れ>---------------------------------------------
今日店に行くと新人さんが2人入っていた。

1人(レゲエ風ドレッド頭)は山田さんと配達に行っていたが、もう1人の新人さん(ウエンツ風男前)と発送用のお酒の準備をする。
お酒初心者のウエンツ君は、伝票の銘柄を見ても、それが日本酒なのか焼酎なのかもわからない感じで苦戦していた。
そこに宮田さん登場!!
的確な指示を飛ばし、時には厳しい口調で仕事を教えていく。

自分がいかに優しくされていたかに気付く。

それと同時に、人に物事を教えるという事の難しさを知る。
お昼前に山田さん達も帰って来て、一緒に昼食をとる。
おかみさんから、スイカの差し入れが入った。
今年初スイカ!ごちそう様です。

その後、品出しをしていると、米納さん来店!!
「いらっしゃいませ」の声が少しどもってしまった。
米納さんが試飲をしていたので、隣で一緒に試飲させていただく。

鯉川うすにごり:飲み口は軽快で香りの良いお酒。今の時期にぴったりの爽や        かな味わい。
川亀 雄町:米の旨味が出ていて、味わいのある雰囲気。香りもあり、旨口の     お酒。

ビールも入っていたようで、ご機嫌に日本酒二本お買い上げ。
しかし、川亀はわかるが、試飲をしていない紀土を買って行った。
後で米納さんに聞くと、「あれ?これ飲んでないっけ?」とのこと…。

そして一言、「ま、紀土も美味しいでしょ!」・・・・・。
(六日目終了)


<7月15日(水)晴れ>---------------------------------------------
今日はとても暑かった。太陽がいつになく頑張っている。
店に行くと、短パンの宮田さんが、「よくジーパン履いてられるね〜」と、
グッタリ気味で向かえてくれた。

海の男も暑さには弱いようだ。

今日は、お店が落ち着いていたので、宮田さんと2人で窓ガラスをみがく。ひたすらみがく。
クーラーのきいた店内では、おかみさんが電話をしていた。
それを見ながら、汗だくの男2人がひたすら窓をみがく。

みがき終わった後、宮田さんから、
「初めて役に立ったじゃん」と、一言。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あざーす。

その後、週末のお酒の大量入荷に向けて、倉庫の整理へ。
山積みになった八海山、〆張鶴、田酒などを、大移動!!。
やはり、この辺の有名酒は人気が根強く需要が多いようだ。

確かに須弥山でお酒を売っていても、
お客さんからこの辺の銘柄の注文をうける事が多い。
「もちろん有名ブランドの酒は旨い。そこに、小さな蔵元の気合いが入った酒がどんどん出てきて、これからの日本酒界を活気づけてくれるといいよな。」と、宮田さんが言っていた。

自分は須弥山で日本酒を覚えたんで、そういった有名ブランドの日本酒もしっかり勉強しなくては!。
(七日目終了)


<7月21日(火)曇り>---------------------------------------------
最近は、新しく入ったワタナベ君(ウエンツ風男前)のおかげで、倉庫での僕の作業もずいぶんヘってきた。
良く働くうえに男前とは、まさにパーフェクトボーイ!。

今日は、誉小桜や惣邑を造っている蔵の長沼さんが店にいらしていた。
せっかくだからという事で少し話をさしてもらった。

“惣邑”は、十四代の高木酒造さんから紹介された羽州誉というお米で仕込んだ純米吟醸で、さっぱりとした飲み口で、料理の邪魔をしないお酒。
長沼さんは、より多くの方にこのお酒を飲んで、楽しんでもらいたいという思いから、値段を二千円代におさえて、この味わいの惣邑を造ったとおっしゃっていた。
蔵はまだそれほど大きな規模ではないが、今は五百石の造りを目指して、それをキープしていけるようにしたいとのこと。
同じ山形県内でも、廃業する蔵が増えている時代なので、まずは安定して美味しいお酒を提供する事が第一。

蔵を大きくするのは、まだ先の話ですねぇ、と話していた。

自分が須弥山に入ってからも、蔵が廃業した話や、人が変わってお酒の味が変わってしまった、という話は聞いた事があったので、長沼さんには、これからも美味しいお酒を、いつまでも造り続けてほしいと思う。
(八日目終了)


<7月22日(水)曇り>---------------------------------------------
今日は皆既日食の日。あいにくの曇り空で、日食は見れそうにない。
かと思いきや、作業してると宮田さんが、「見えたよー日食。」「見た?見た?」と、興奮気味にやってきた。うらやましいっす。

お店で品出ししていると、常連のお客さんが来店。
またもやそこでも皆既日食トーク!。
「見た?」「見ましたよ〜」と、写メを見せ合う大人2人!。
そんな中、この日食を記念して作られた焼酎が、あと少しあるんだよね、と言う話になった。

すると、宮田さんがおもむろに電話をかけだした。
「まいど宮田酒店です。今日の日食見ました?。それで、ちょっとお話がありまして。実は日食を記念した焼酎があるんですが、…………はい、どうもありがとうございます。ではお届けいたしますんで。」
電話を切って宮田さんがニヤリ!!二分ほどで焼酎二本が売れた。宮田マジック。

このセールストークは見習いたい。

しかし、これも普段からの信頼関係あってのなせる技!。
「宮田さんがオススメするなら買いましょうか」、という信用があるからだ。
そういう関係性がすぐに出来るわけではないが、自分も、店でお酒を売るときに、お客さんとそういう関係がきづければと思った。
(九日目終了)


-------------------------------------------------------------------
〜番外編、栃木県の無農薬農家・藤田芳さんを訪ねて〜
<7月5日(日)曇り>
今日は、鳳凰美田の小林さんの紹介で、小林さんの蔵にも酒米をおろしている藤田農園の藤田芳(かんばし)さんの所にお邪魔してきた。

朝、池袋で集合し、酉の市のタクさんの車でいざ栃木へ!!。
車に同乗するのは、米納さん、久高の岩川さん、蛍月の牛山さん、自分とマサの五人。途中、高円寺の天☆さん一家と阿佐ヶ谷の間庭さんも合流!。

栃木県の真岡に到着し、小林さんの先導で藤田さん宅にむかう。
藤田さんのお宅は映画にでてきそうな昔ながらの日本家屋、とても雰囲気があった。

先ずは、そこから車で五分くらい走り、その地域一帯の水源となっているダムを見に行った。(ダムといっても貯水池をちょっと大きくした規模:主)
山の中腹にあるダムまで登り、そこから下を見渡すと、緑一色の田畑が広がっていた。心が洗われるような景色だ!。

そうこうしていると、そこに藤田さん合流。
藤田さんから無農薬農法の話を伺う。

無農薬農法には、JAS規格というものがあり、“三年以上無農薬栽培を行う”や“農薬を仕様する畑から15m以上離れた場所”などの、厳しい条件をクリアして認定されるものだ。

もちろん藤田さんの田んぼはJAS規格の無農薬栽培。
藤田さんが暮らす辺りの畑は、タバコの葉の栽培が盛んなのだが、
タバコの葉というのは、農薬なしでは育たないような植物で、タバコの畑はもちろん、その他の田んぼや畑も、農薬を使う事になんの疑問も持たずに使用していたそうだ。

しかし、そんな状態に疑問を持った藤田さんは、20年ほど前から、農薬を使わない形に変えていったそうだ。

親からも、周りの農家からも変人扱いされ、それでも、自分の信念を貫いた藤田さんは、本当に凄いの一言につきる。

今でも、まだまだ無農薬の田畑は経営がきびしく、それだけで食べていけるのは、日本でも一部の人達だけだという。
厳しい現状ではあるが、そんな現状を自分達の力で変えていきたい、という藤田さんの言葉はとても力強かった。

その後、ダムに降りていき水をさわると、とても冷たく気持ちよかった。
中を覗くと、エビや巨大なオタマジャクシがいて、とてもきれいな湖だ。
しかし、心ない人達が、ブラックバスやブルーギルを勝手に放流して湖の生態系を壊しているようだ。

悲しい事実だが、そんな事にも負けずに自分達の湖や田んぼを守っていってほしい。

話を聞いた後は、実際に藤田さんの田んぼを見に行った。

田んぼに着くと、慣れた足取りで進んで行き、田んぼの説明を始める。
田んぼをみると、少し水が濁っている。これは、田んぼの中で、カブトエビやホウネンエビなどの生物が活動して、水の中の害虫や雑草を食べているらしい。
その動きで、土が舞い上がり水が濁っているようだ。
そして、カブトエビやホウネンエビがおとなしい時期になると、今度は水面に藻がはりだす。
そのおかげで、日光を遮り雑草の増殖を防いでくれる。
そして、藻がなくなると、ザリガニが出てきて、害虫達を食べてくれる。
これら全てが、自然に起きていることだというから驚きだ。
さらに、水の中で枯れた雑草や害虫の死骸が、田んぼの養分になっているという。

完璧すぎるほどのサイクルだ。自然の力は凄い。

簡単に話していたが、田んぼがこの状態になるまでに、20年かかったという。
それまでは毎シーズン、ズボンを三つも四つもはきつぶすほど苦労して、草取りをしていたそうだ。
気が遠くなるような時間を経て、今の田んぼになっているのだ。

実際に田んぼの土を触らしてもらったら、とてもしっとりとしていて、柔らかく粘りけがある土だった。隣の田んぼと比べると一目瞭然!!。
土に手を差してみると、隣の田んぼは指がささる程度だが、藤田さんの田んぼはすっぽりと手首まで入った。
この土がこの田んぼの全てを支えているのだ。

「もう、ここまできたら何もしなくていいんだよ。」と、藤田さんは笑いながら言っていた。

今は、毎朝田んぼに来て、「おはよう!!」、「元気に育てよ」と、声をかけてやるだけらしい。
これは、以前田んぼが豊作で、「お米が出来すぎて困るよ」と冗談で話していると、次の日に、カモがやって来て、田んぼを荒らしていったそうだ。

軽はずみな発言をした自分にとても反省していた。

言葉の力(言霊)と言うものの怖さを体験して、それいらい、感謝の気持ちを込めて田んぼに挨拶するようになったらしい。
田んぼにとっても、藤田さんの元気な挨拶が一番の栄養なんだろう。

その後、お米以外の畑も案内してもらった。
そこで見に行ったナスの畑は、病気にやられていて大変な状態になっていた。
花はかれて、枝に元気はなく、実もほとんどついていない。
もう、この病気にかかるとほぼアウトで、再生は見込めない状態だと言う。
それでも藤田さんは、毎朝畑に来て「おはよう!!」「元気か?」「がんばれよ」と、声をかけ続けている。

自分の畑の力を信じて、また元気になってほしいという気持ちを込めて、声をかけ続けている。

そして、別の元気な畑のナスをとってくれて僕たちに食べさせてくれた。
そのナスの美味いこと…、みずみずしく、あまく、生で食べてもとても美味しくいただけた。今まで食べたどのナスより新鮮で美味しく思えた。

さらに、隣のブルーベリー畑で、ブルーベリーの試食。
これまた甘い。みんなブルーベリーに、「いただきます」、「ありがとう」の声をかけながら頂いた。

藤田さんが、「米も野菜も、人の通る道の近くと、奥の方の畑とでは、育ち方が違うんだよ。やっぱり人の近くにいる方が元気なんだよ。」と言っていた。

来週には、別の奥様集団が畑を見に来るから、それまでにいっぱい実を付けといてくれよ、と笑いながらブルーベリーと話していた。ガンバレブルーベリー!!。

色々田んぼや畑を見せていただき、話を聞くことができ、とても貴重な体験が出来た1日だった。

米一粒、野菜一個、酒の一滴にも、いろんな人達の努力、気持ち、願い、いろんな思いが込められていることを学べたと思う。
そして、その食べ物やお酒を、僕らがお客さんに提供するときに、少しでもその思いを伝えれるように、そういった形で、作り手の人達のお手伝いが出来ればいいなと思う。

今日は、藤田さん、小林さん、本当にありがとうございました。

-------------------------------------------------------------------



いかがでしたか?。
なかピーの人となりが見えましたか?。





では、今日も頑張ってましょう!。


いらっしゃい!!。

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